UPDATE:2019.4.5
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なぜか採用になると頭が固くなる
お客様からお話を聞いていると、多くの会社さんが「採用難」の様です。それもそのはず、求人倍率が10年前の1.23倍を底に
徐々に上昇して、2019年3月卒は1.88倍。
来年には2倍を越すのでは?と言われています。
働く側としたら、会社を選びたい放題!
中小企業にとっては、とても頭が痛い問題です。
これだけ世の中の流れが代わり、若い子の意識も変わってきている中で
会社の採用についての認識が、昔と変わっていないという問題もあります。
例えば、「我々が選んで採用してあげるんだ」「上から目線の面接」
など会社主体での採用選考はもはや時代遅れ=時代に合っていないのだと思います。
今はどちらかと言うと、採用選考はマッチングの場であり
お互いが50:50の姿勢で話し合う場なのかもしれません。
求職者は「この会社で働ければどんなメリットがあるのか」
採用側は「この人と一緒に働けばどんなメリットがあるのか」
それぞれの意思が一致して初めて採用という流れが一番ベストなのではないでしょうか。
いざ働いてもらってすぐに辞めてしまう・・・
いざ働いてもらったらこんなはずじゃなかった・・・
そうならないためにも、お互いに大風呂敷は広げずに
率直な意見交換ができる場、雰囲気を作ることも大切なのではないかなと思います。
なぜか採用となると別物と考えてしまいがちですが、
採用活動も集客、マーケティングの一環です。
ペルソナを決めて、(どんな人に応募してきてほしいかを決める)
計画的にシナリオを作って、効果的に露出する必要があります。
何も計画を立てずに、とりあえず大金をはたいて大手の採用サイトへ掲載をしたが、
実は欲しい人材は大手採用サイトには登録していなかったなんてオチもあるかもしれません。
時代の流れに合わせた採用活動、会社運営が大切ですね。