UPDATE:2023.8.22
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「思っていたデザインとなんか違う」が起こってしまう原因
こんにちは^^前回は「デザインの良し悪しってどう判断すればいいの?」というテーマのもとお届けしました!
「デザインの良し悪しがわからない」から少し脱却する方法
前回の内容にもリンクするのですが、
制作会社にデザインイメージを伝えたのに、
このような経験をされたことがある方は、(制作会社の力量不足ももちろん考えられますが)
制作会社への伝え方にも原因があるかもしれません。。
そこで、このようなすれ違いを少しでも減らせるよう
すれ違いの原因とデザインイメージを的確に伝えるためのちょっとしたコツ
を2回に分けてご紹介します。
今回はまず、
原因① 「お任せでお願いします」
このような依頼をされたことはありませんか・・?めちゃくちゃわかります、
デザイナーはデザインのプロフェッショナルなので、できることなら全てお任せしたいです。
前回のブログでもお伝えした通り、デザイナーはお客様からの
デザイナーの主観でデザインを進めることになってしまい、
結果「思ってたのと違う・・・」とズレが生じてしまいます。
原因② 「とにかくかっこよくておしゃれなイメージで!」
お客様からご依頼いただく際に、・親しみやすいイメージ
・スタイリッシュなイメージ
ピンタレストで「住宅会社 チラシ かっこいい」と検索すると
情報をとにかく削って写真とコピーだけを目立たせたもの、
渋めの色でまとめたもの、画像のレイアウトに動きをつけたもの・・・
などなど、様々な方向性の「かっこいい」チラシが出てきます。
また余談ですが、先日美容院で希望のスタイルを伝える時に
「ベリーショートだけどメンズ感は抑えて、柔らかい感じにしてください」と伝えて
自分の思っている「柔らかい感じ」にならずちょっと落ち込みました笑
つまり、
とイメージの解釈を丁寧に紐解かねば、お客様と制作会社側ですれ違ってしまう可能性が高いといえます。
原因③ 「修正を繰り返すたびに逆に悪くなってない?」
制作の過程で、掲載するテキストや画像の差し替え、一部分のあしらい追加など部分的な修正を何度も繰り返し行うと、結果的に全体のデザインが崩れてしまい
修正するたびに見栄えが悪くなってしまう場合があります。
デザイナーはメリハリを意識した情報の配置やデザインのインパクト、ユーザーの視線誘導などを考慮し
「情報の伝わりやすさ」を細かく計算してデザインを作っています。
部分的な修正が頻繁に行われると想定していたデザインの全体感は崩れ、
それを何とかするために調整を繰り返すことで
はじめに描いていたデザインのイメージから乖離したものが出来上がってしまう可能性も。。。泣
思っていたものと違うデザインが上がってきてしまう原因を3つご紹介しました。
デザインにはマニュアルがないからこそ、依頼者と発注者のコミュニケーションによって出来が左右されてしまいます。
ではどうすれば良いのか…?
次回のブログでは、デザインのイメージを伝えるためのちょっとしたコツについてお話しできればと思います^^
ではまた!
「とにかく良い感じにしてもらえると」