UPDATE:2023.5.17
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WHYから始めよ!
こんにちは!かるぴです^^皆さん、TEDの超人気講義「WHYから始めよ!」(著書もあります)
をご覧になったことはありますか・・?
私は前職の課題図書で著書を読んでいたのですが、
ふとこないだこの著書の存在を思い出し、もう一度読んでみることに。
(前職で読んだ時は「ふ〜〜ん」で終わっていた・・・笑)
めちゃくちゃ雑に要約すると、
著者サイモン・シネック氏によると、人を動かす偉大な企業や人物というのは
「ゴールデンサークル」というシンプルなパターンに基づいて行動しているというのです。
「ゴールデンサークル」とは、下記の図のように、
に基づいて構成されています。

一般的な広告やマーケティングは、「WHAT」や「HOW」を全面に押し出して
商品やサービスをアピールしていますが、それでは人は心を惹かれない!とサイモン・シネック先生は断言しています。
重要なのは、常に「WHY」から考え伝えること。
つまり、「WHT(なぜやるのか)」→「HOW(どうやってそれをするのか)」→「WHAT(何をするのか)」の順に
伝えていくことが重要ということでした!

自分も知らぬ間に「WHY」を買っていた!
とある日のこと。ドラム式洗濯機とiPhoneの買い替えでビックカメラに行ったのですが、
私も知らぬ間に「WHY」を買っていたということに気づいたのです。
まず、ドラム式洗濯機。
ドラム式洗濯機の知識ゼロの状態でお店に行ったので、
スタッフさんのもとへ直行し、すぐさま「おすすめのドラム式洗濯機はどれですか?」と尋ねました。
すると、店員さんはこう言いました。
「シワになりにくい洗濯機であれば、○○(メーカー)」
「遠隔で洗濯予約ができるのは、***」
「ヒートポンプ式をご希望であれば△△△」
・・・うーーーん、機能についてよくわかったけど、なんかピンとこない、、、
一方でiPhoneはというと
他のブランドを一切見ずに、速攻お会計へ。
この違いはなんだろうと考えると、
iPhoneは
「クリエイターが使っているイメージ」とか、
「iPhoneをもってるとかっこいい」とか、
「iPhoneを使っている人は仕事ができるイメージ」など
“ iPhone をもっている人のイメージ “ が自分の中に明確にあって
そのイメージが購入やリピートを後押ししているんじゃないかなと。
いくら洗濯機の「WHAT(機能・特徴)」を事細かに伝えられても
「なんかすごそう・・だけど本当にこのブランドでいいかな?」と
確信は持てず。
この経験からも、「WHY」をいかに生活者の中で浸透させることが重要なのか
腹落ちしました。

どんな案件でも「WHY」に立ち返ることを忘れずに・・・
前職では「Instagram運用をやりましょう!」
「販路を拡大するためにLINE をやった方がいいです!」
「今流行りの○○さんを起用しましょう!」
などなど、もっぱら「WHAT」ばかりに注力して提案してきました…
だけど、肝心な「なぜやるのか」「生活者にブランドのことをどう思ってほしいのか」
といった「WHY」が最重要なので、
アプリコットデザインでは少しでも、「WHYから始めよ!」を実践できるよう
心に留めていきたいと思います。
今回も長々とすみません(笑)
ではまた来週〜^^
・HOW(どうやってそれをするのか)
・WHAT(何をするのか)