UPDATE:2019.12.25
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生産性とクリエイターの話
アプリコットでは、15時になると、みんなでラジオ体操をしてます。
↑本気でラジオ体操をしているツキヤマ氏
健康経営です(笑)
さて、今年になって働き方改革が騒がれましたよね。
そこで矢面になるのが「生産性」というワード。
生産性を高めるぞ!おぉ!
と、体育会系のノリで取り組んでも何にも変わりません(笑)
そもそも、生産性は一人当たりの利益額を高めることです。
だから、どうやったら生産性が上がるのか、アプリコットでも時折議論になります。
普段何気なくやっていることが実は必要なかったり。
Aさんは知っていて時短になっていることをBさんが知らなかったり。
いろいろありますよね。
普段の仕事を細分化してみると見えてくるものがあります。
でそれを精査する。やること、やらないことを決める。
そうやって生産性をあげていくと、結果お客様により質の高い
お仕事が提供できることにつながります。
ただ、ここで我々の場合注意しなければいけない点があります。
生産性を高めまくると、スタッフ一人ひとりの成長が止まってしまいます。
というのも、生産性を高めるためには、仕事を指示する人が
ことこまかに指示を出す必要があります。
で、それをデザイナーだったりコーダーがせっせと時短しながら作る。
これでは、クリエイターがただの「作業員」になってしまう。
言われたことをそのままやる、言ってしまえば
そのうち、もはや人でなくてもよくなってしまう。
ナカムラは、仕事の指示を出すときに
ある程度「空白」を持たせて指示を出します。
どうやったらその人に届くのか。
考えて作って欲しい。
それって生産性を上げることと相反するというか
「人への投資」に値するのかなと思います。
失敗してうまくいっての繰り返しをしていけば
きっと将来的に長い目で見れば生産性が上がることに繋がるのだと信じているのです。
現状での生産性を上げるための工夫も必要だし
長い目で見た生産性向上も頭に入れて取り組んでいく必要があるのかなと思います。
うーん、永遠の課題ですね。