UPDATE:2016.10.25
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哲学的な話
僕が音楽好きなのは過去のブログでも紹介していますが、夜音楽を聴きながら、目を閉じていると色々なことが頭に浮かんできます。仕事関連のことであったり、過去の思い出であったり、時には宇宙はどうなってるんだろうとか、小説のシナリオ的なこと、科学的なことを考えたりと、考えすぎてなかなか寝れなくなることもしばしば。
色々と頭に浮かぶ中でもとりわけ多いのが哲学的なことです。
人生とは何なのか?生きる事とはなんなのか?生きている意味は?
僕はこの考えている時間がとても好きですし、とても大事にしています。
答えなんて見つからないのですが、色々と考えてみるのですが、話にまとまりが無くなってきます。
それがまた哲学的でいいと思ってます。
終わりなく永遠に答えを探し求めるのが哲学だと思ってます。
今回はその中の一つ「欲望(本能)と理性(知恵・知識)」を題材にしたいです。
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生命が遺伝子レベルで持つ欲望と、進化の過程で手に入れた理性。
本能は生物が進化していく上で必要となるものを、太古から受け継いできた、決して消し去ることができない本能とも言うべき欲望。
欲望を満たすために生物同士は争い、より強いものが子孫を残してきた。
謂わば、より欲望の強いものが生き残ってきた訳になる。
それと同時に文明が発展してきたことで、文明のレベルが上がりより高い理性を手に入れることになるが、結局はそれも欲望を満たすためだけのもの。
じゃあ、何が本当の理性なのか。
思うに、欲望を無理やり理性で抑えつけることが逆に欲望を暴走させてしまうのだと思う。
天才と狂気は紙一重とも言うが、欲望と理性も紙一重で、一つ間違えば理性が吹き飛び欲望の塊へと変化してしまう。逆もまた真なり。
重要なのは、欲望を理性で抑えつけるのではなく、上手く受け流すことなのだと思う。
川の中に立つ杭のように、水の流れを最低限の力で上手く受け流す。
堤防を作り川の流れを無理に変えるのではなく、自然の地形を利用し、水の流れるがまま上手く水を誘導する。
人としてどちらが正しいのかは分からないが、自分はできる限り理性で欲望を支配できる側に居たいと思う。決して避けることができない、無くすことができない、迫り来る欲望を強引に抑えつけるのではなく、さらりと受け流す。
そう遠くない未来、それが誰でも実践できるようになって初めて人類は宇宙へ旅立つことができると思う。
そして、今はまだ時期尚早だと思う。
この話がどうして宇宙の話へ繋がるのかは、また次の機会に。。。
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最後に恒例の音楽紹介です。
今回はエレクトロポップからの選曲です。
Foster The People “Pumped up Kicks” -> youtube link
このバンドに興味を持ったのはHoudiniという曲からです。スノーボードのPVを見ていた時に、この曲が入っていて気になってので、他の曲も聞いてみたら見事にハマりました。
エレクトロ感と不思議な曲調で何度聴いても飽きないです。
中でも一番のお気に入りの曲があるのですが、それは秘密にしておきます。