UPDATE:2019.3.13
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はじめまして月山です
はじめまして、今月から長野本社でディレクターとして働かせていただく月山と申します。参ったもので、
入社初日から花粉症でのどの調子が悪く、聞き苦しい声と咳音でみなさんにご迷惑をおかけしております。
けれどスタッフの皆さんはそんな僕に本当に優しくて、全員神のように見えます。
先程、思いがけずたけさん(神)から神聖なのど飴をもらいました。ありがとうございます。口にした5分後にはこの花粉症も治ることでしょう。
きっかけは今から約8年前、就職氷河期の学生時代に遡ります。
東京の美大でデザインを学んでいた私は、それはそれはたくさんのメーカーに応募しましたが全部ダメ。
大学4年の春、現実逃避で奥多摩の山奥にこもってサバイバル活動をしたのがきっかけでした。
持ち物は釣竿とブルーシートと鍋と塩、そしてペンとスケッチブック。それ以外の必要なものは自然の中から拾って加工して作りました。
サバイバル生活では本当に貴重な体験ができました。
川魚の美しさ
火起こしの大変さ
空腹の限界や、
河原で手作りのブルーシートテントに寝ていると修学旅行の小学生たちから「なんかいる(笑)」と遠くから小石を投げつけられる惨めさ。
そして、俺なにやってんだろという後悔。
本当に貴重な体験でした。
それらを記録したスケッチブックを抱え、その足で国内大手のアウトドアメーカーの面接に向かいました。
結果入社をすることができたのでした。
配属部署は長野県諏訪市の直営店でした。販売スタッフとして、店でも、休日でも、フィールドと道具に囲まれるまさにアウトドア漬けの毎日でした。
もともと大してアウトドア活動をしていなかった私でしたが、スキーもカヤックも登山も釣りも、やってみれば全てが楽しいではありませんか!
こうして長野県のアウトドアフィールドに惚れ込んでいきました。
数年後、関西にある本社からデザイン部への異動を命じられ、名残り惜しくも関西での生活がスタートします。
けれど24時間、長野県の山を、川や湖を求めている自分がいました。
退職後は長野県に移住し、とある農業法人にデザイナーとして就職。
自社商品のジャムやジュースのラベル、パンフレットや看板など、ありとあらゆるデザインが必要な現場でした。
デザイナーと言いつつも、トラクターに乗って田んぼを耕すというおもしろい働き方をさせてもらいました。
おかげで、生産者目線のこだわりをデザインできたものがたくさんありました。
いつしか、
日本中の「自分の想いを届けたい。」という、たくさんの事業者様の力になりたいと思うようになりました。
そんな折、出会ったのがアプリコットデザインでした。
確かな実績と中村さんの情熱!に惹かれ、私も仲間になりたいと思い入社を決めました!
これからもたくさんの人の力になれるように精進します。どうぞよろしくお願いします。