UPDATE:2018.5.22
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景観を守りましょう その2
しづくま、彩度の値探しの旅へ出かけました。詳しくはこちら→景観を守りましょう その1
色の鮮やかさを表す彩度。
鮮やかさ抑えてー、と言われてもどのくらいだろう?と不思議になりますよね。
というのが、前回までのお話。
軽井沢町に看板を設置する場合、色はマンセル値で決められています。
なんだマンセル値って!!!!!
マンセル値は、色相・彩度・明度を数値化した色の表現方法で、マンセル表色系と呼ばれます。
マンセル値で表された色を集めるとこんな形になります↓↓↓
なんだこのいびつな立体物は笑
マンセル表色系は、普段印刷で使っているCMYK(フルカラー印刷)の考え方とは違うため、値の変換ができません。
では、どうやって決められたマンセル値に合わせましょう?
軽井沢町の指定は以下の通りでした。↓↓↓
背景色は、彩度4以下、明度7以下。※無彩色(白・黒)は除く。
背景以外の色は彩度6以下。
設置した看板を見てみると……↓↓↓
背景色は黒なので、無彩色となり対象外です。
問題は、ゴールドに近い枠線とロゴマーク。
指定のマンセル値に合わせた色にどう変換しよう……?
さて!色の指定で困った時は、「特色」の出番です!!!
「特色」というのは、文字通り特別な色です。
誰が見ても同じ色になるように、「特色」はさまざまな数値が決められています。
もちろんマンセル値も(^^)
とっても長い説明になりましたが、CMYKの色をマンセル値に合わせるには、
ちょうどよい「特色」を選びましょうということした。
めでたしめでたし◎
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