UPDATE:2018.5.14
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景観を守りましょう。その1
自然豊かな観光地へ行くと、見慣れた看板がやけに茶色い。セブンイレブンもファミリーマートもくすんだ色をしていますよね。
ご存知の方も多いかと思いますが、あれは「美しい景観を守りましょう!」というルールの元、作られた看板です。
初めて見たときは変な色してんなぁ……と違和感満載でしたが、最近では特にそんなことも感じないほど見慣れてしまいました。
さてさて、看板を眺める分には何も困らない「景観を守ろう!」ルール。
しかしっ!!!
看板を作る側になると、もろもろ注意が必要になります。
先日ご紹介した軽井沢町に設置した看板もそうでした。
→看板設置のご紹介はこちら。
景観を守るためには派手な色は控えて、自然に馴染む色を使いたい。
では、自然に馴染む色って??
みんな茶色とか緑色に変えたらいいのでは?と思ってしまいますが、それをやったらいつも見ているロゴと違いすぎてニセモノ感が出てしまいます笑
そうならないためにも、「色は変えなくていいけど、彩度を落としてね」とルール決めされています。
さて、彩度を落とすってどんなものか??
色というものは、「色相、明度、彩度」の3つによって決まります。
色相といえば、色の種類。
青とか赤とかわかりやすいですね。
明度は、色の明るさ。
簡単に言うと、色が薄い(白に近い)ほど明度は高く、明るい色と言われます。
そして彩度……。
彩度といえば、色の鮮やかさですが、「鮮やかさ」ってなんてざっくりした言い方!!!!!!!!!
例えば、今日もペアルックのじゃりーとドリーの青い服。
どっちが鮮やかって言われても困るじゃありませんか笑
鮮やかな色は確かに自然豊かな景観の中では浮きます。
ショッキングピンクとか蛍光イエローとか真っ赤かーとか確かに鮮やかすぎるよねー、と思いますが、どのラインから景観を損ねない鮮やかさなのでしょうか?
むむむむむ。
難しい。
さて、適正な彩度とは!??
なかなか話が長くなってしまったので、続きはまた次回(^^)
次回、「しづくま、彩度の値探しの旅へ」
お楽しみに〜。