UPDATE:2017.8.17
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愛の連鎖
いきなり昼ドラのタイトルみたいなタイトルですみません。20代の頃、よく愛情は与えた分だけ自分に帰ってくるんだよ
と聞かされていました。
この言葉の意味をしっかりと考えたこともなく
ただただ頭の片隅に微かに残っているような、そんなものでした。
改めてこの言葉の意味を調べてみると、
どうやら脳科学で証明されてきているようなのです。
もっと身近な言葉としては、昔から「人に優しくしなさい」とか「感謝しましょう」といった
相手を思いやることの大切さは学校でも教わってきましたよね。
幸せを感じるホルモンのひとつにオキシトシンというものがあるそうです。
これは他人と触れ合ったり交流したりすると分泌されるホルモンで
他人によくしたり、愛情を注いだりすることでこの分泌が活性化されるようです。
このホルモンが活性化する=自分も幸せを感じる。ということらしいです。
誕生日にプレゼントをもらうと、自分もお返しをしたくなることってありますよね?
これは人間に本来備わっている本能で、互恵性と呼ばれるそうです。
例えば、Aさんを喜ばせようとプレゼントをあげるBさん。
このことで相手はもちろん、自らもオキシトシンが分泌されをBさんも幸せを感じます。
今度はAさんが互恵性からBさんを喜ばせようと、プレゼントをします。
するとAさんはオキシトシンが分泌され、Bさんは互恵性が生まれるのです。
お気づきかと思いますが、もはや「幸せのスパイラル」です。
先人から教えられ、語り継がれている言葉の奥には
厳しい時代を生き抜いてきた知恵だったり、幸せに生きるヒントが隠されているのですね。