UPDATE:2016.6.23
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名詞化の魔法
こんにちわ。竹内です。最近ニュースでも、yahooのホームページでも、「選挙」をいうワードをよく目にします。
今度の選挙から18歳の方々が参加するようになり、世間はこの話題で持ちきりですね。
私も一大人として参戦せねばいけないぞ、と思う今日この頃です。
ところで成人の皆様。
下記の文ですが、どちらの方がより選挙へ行かなくてはならないように感じますか?
B「今度の選挙で投票者になることは、あなたにとってどのぐらい重要ですか?」
ある心理学者の先生によると、人は動詞を使ったフレーズより名詞を使ったフレーズの方が影響を受けやすいということが研究により明らかになっているそうです。
その理由として、「人は誰もが何かに所属する必要を感じているため、行動を名詞にすると集団意識が呼び覚まされ、行動を誘発しやすくなる」のですって!
上記の文で言うと、「投票する」という行動を「投票者になる」という名詞にしたことで
「大人なら投票者に所属しなければ!」という感覚が呼び覚まされた、ということになるんですね。
・・・なるほどです!
これは、日常生活でもWebのコピーでも活用できそうですね。
例えば、
「会員登録する」 → 「会員になる」
「参加する」 → 「参加者になる / 仲間になる」
「商品を使う」 → 「ユーザーになる」
という感じでしょうか。
ちょっと言い換えると、意味は同じでも印象が変わりますね。
何だか他にも自分と同じ感覚の人が回りにいるような感じがして、背中を押されるような気がしませんか?
これが、集団意識なのですね・・・。
まだ、研究結果の発表があった段階で、ビジネスなどで活用されている具体例は確認できていないようですが、
キャッチコピー等を考えるときにも取り入れていきたいものです。
たまたまネットの記事で見つけて、あまりに関心したものでこちらで紹介させて頂きました。
良かったらこちらもご参照くださいませ。
▼lifehacker
http://www.lifehacker.jp/2016/06/160622noun_tips1.html