UPDATE:2018.5.28
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【行動心理】_01 エネルギーコストを計算する
例えば毎日の朝のルーティン。
①朝起きる→②トイレにいく→③顔を洗う→④歯を磨く→⑤テレビをつける
という習慣があるとしましょう。
例えば朝のトイレラッシュで、
①朝起きる→②テレビをつける→③トイレにいく→④顔を洗う→⑤歯を磨く
と順番が狂ってしまったとしましょう。
朝からついていないなーと、1日引きずってしまう事もあるのではないでしょうか?
そうなんです、人はいつもと違う行動をとる事を嫌がります。
なぜなら、そこに余分なエネルギーコストが発生するからです。
人は日々発生するであろうエネルギーコストの事を考えているのです。
無駄なコストをかけたくない。
日常生活の中にはこんな事がたくさんあります。
仕事を集中してやっている時、誰しもが邪魔されたくないと思うものです。
エンジンをかけて集中するまでに、かなりエネルギーを使うものです。
せっかく集中して仕事をしていても、誰かに邪魔をされると
仕事を一時ストップせざるおえなくなります。
そうすると、再びエンジンをかけて集中モードにもっていくために
相当なエネルギーを消費する事を嫌がるから「邪魔をされたくない」と思うのです。
どうですか?
よくあるいつもの行動も実はエネルギーコストを計算した上での行動なのです。
さて、これらの行動心理学は消費を即したいときにも効果を発揮します。
どうやったら売れるのか
どうやったら自社のサービスに乗り換えてくれるのか
・・・・・
「なぜ購入しないのか」を「エネルギーコスト」を基に考えてみましょう。
そうすると、どんな戦略が有効なのか見えてくるはずです。
つづく。