UPDATE:2020.5.12
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【図書便り_07】スポーツ観戦
全国のスポーツファンのみなさま、いかがお過ごしでしょうか。今年は、なかなかスポーツが楽しめず、
ちょっぴり寂しいですね……。
昨年のラグビーW杯を見て、「今年は絶対観戦に行こう!!」 と思っていたのですが、
なかなか機会がないので、小説で擬似観戦することにしました。
堂場瞬一さん著「10-ten- 俺たちのキックオフ」 大学ラグビー常勝チームの名監督が急死し、
新米コーチが監督に就任するところからお話が始ります。
常勝チームなのに、どこかちぐはぐでパッとしないのですが、
監督や選手たちが、ぶつかったり、やさぐれたりしつつ、
理解し、認め合って成長していきます。
小説なので、キャラクター同士の悲喜こもごもがおもしろいのは当然として、
実際のスポーツでも、勝ち負けや試合の白熱ぶりだけではなく、
チームや選手が持っている「物語」に、
熱狂の一因があるんだろうなぁ、と改めて思いました。
企業やお店もきっと同じで、
創業のいきさつや商品・サービスへの想い、
それぞれの「物語」への共感や感動が、
ファンを増やしていくのだと思います( ^ω^ )◎
もう少し時間がかかりそうですが、
スタジアムで熱狂できる日が楽しみです。
「ノーサイド・ゲーム」もドラマがとてもおもしろいので
原作も読んでみようと思います(^^)!