UPDATE:2016.3.7
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スマホのメニューについて考えてみた
こんにちは!ハンバーガーっておいしいですよね。
無性に食べたくなります。
さて、皆さんはスマートフォンのメニューと言うとどんな形のものを思い浮かべますか?
丸?四角?三角?
人によってさまざまな形を想像するのではないかなと思います。
スマホサイトを見ていますと、ハンバーガーメニューを良く見かけます。
ハンバーガーメニューってどういうものなの?
今回はそんなハンバーガーメニューについて考えたいと思います。
ハンバーガーメニュー
ハンバーガーメニューと言われてもどんなものなのか良くわかりませんよね。最近ではpcサイトでもたまに見ますが、下の図のような横線三本のアイコンになります。
上下の棒をパン、真ん中がパテと見立てていて、ハンバーガーに見えると言うことからハンバーガーメニューと言われています。
今ではいろいろなサイトに付いているので見た事のある方も多いのではないでしょうか。
メリット・デメリット
そんなハンバーガーメニューですが、いい点もあれば悪い点もあります。メリット
ハンバーガーメニューのメリットですが、以下のようなものがあります。- シンプルでデザイン性がある。
- スマートフォンなどの小さい画面でメニューをコンパクトに出来る。
デメリット
一方デメリットでは、- 使わない人にはボタンなのかなんなのかわからない。
- どういった内容があるのかパッと見てわからない
シンプルで省スペース化が出来るのはとても素晴らしいことなのですが、メニューボタンだと気づかなければ意味がありませんよね。
最近ではハンバーガーメニューをよく見かけるので「メニューボタンなんだ」と認識しやすくなっていると思うのですが、使用する人にとってはまだまだ分からない方も多いと思います。
クリック率
そんなハンバーガーメニューですがクリックしてコンテンツに飛ぶ人の割合を調べたデータがあります。参照サイト(zeebox:UX designers: Side drawer navigation could be costing you half your user engagement)
※海外サイトにアクセスします。
上記のサイトでクリック率のテストをしたところユーザーの使用率が使用前と比べ半分になったという驚きの結果がでました。
他にもfacebook公式アプリも一時期ハンバーガーメニューが採用されていましたが、その後すぐ変更され画面下にわかりやすいアイコンと文字が出るメニュー表になっていました。
以上のようにハンバーガーメニューは浸透してきているけれども、まだまだ思っている以上にユーザーには分かりにくい部分があるということが分かります。
改善するには
見る人が分かりづらければ折角作ったホームページなのにとってももったいないですよね。ではどうすればいいのか考えてみました。
例えばこのようにただの三本線から分かりやすくMENUという文字をつけて枠で囲ってみます。
こうするだけで「メニュー表示のボタンはコレなんだ!」と分かりやすくなったと思いませんか?
たったコレだけの改善ですがクリック率は向上されました。
まとめ
デザイン面、機能面だけ追い求めたとしても使用するユーザーが見て分からなければ意味がありません。また、ターゲット層によって使用しているアイコンの理解度はだいぶ違ってくると思います。
そういったユーザーの視点に立って制作していかなくてはいけないなと思います。
今後もスマートフォンは普及するでしょうし、新たなデバイスが出たらまたその時のユーザーの理解度も変わってきます。
その時代のユーザーが使用するときの分かりやすさ、理解度をより考えながらサイトの制作をしていかなければいけないな思います。
アプリコットデザインではそういったユーザー視点で今後もサイト制作を実施し、お客様にもユーザーにも喜ばれるような商品を提供していきます。