UPDATE:2022.4.6
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デザインにらしさと人格を
こんにちは、なかむらです!デザイン業界ではめちゃくちゃ有名なのですが、
「good design company」のクリエイティブディレクター水野さんと、
山口周さんががとある本で対談していました。
そこで”デザインとは人格を与えること”だと言っていました。
この言葉はブランディングに携わる者としては欠かす事ができない考え方です。
デザインに人格を与える??ってどういうこと?
と思われる方がほとんどかもしれません。
なのでもう少しだけ身近な言葉で言うと個性です。
人に例えると分かりやすいのですが、例えばタモリさん。
タモリさんって独特な世界観がありますよね。
その世界観ってタモリさんじゃなきゃ醸し出せないもので、
サングラスをかけてオールバックにして真似たところで、
世界観まではコピーができないですよね。
やっぱりタモリさんはタモリさんで、
タモリさんの人格(個性)が世界観を醸し出しているのです。
デザインもまた、人格(個性)を与える事でそこから世界観が生まれます。
世界観が生まれる事で、唯一無二の存在になり真似できなくなります。
ブランディングの世界ではこの人格(個性)を「ブランドパーソナリティ」として策定し、
そこからデザインに落とし込んでいくフローを辿っていきます。
これによりデザインに人格を持たせる事ができるのです。
ちなみにアプリコットデザインのホームページなどのデザインには、
「優しさ」「寄り添い」「丁寧」などの人格を忍ばせています。
この人格は決して表層的なものではなく、
アプリコットデザインという会社やそこで働くスタッフから滲み出ているもので、
「自分たちらしさ」でもあったりします。
ぜひそういった観点からもホームページを見ていただけると嬉しいです。