UPDATE:2023.8.18
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オシャレとバランス
今日は、「オシャレとバランス」というテーマで書いていきます。
はじめに
デザインは私たちの目に触れる日常の中で、そのオシャレさが際立つことがあります。今回は、常盤珈琲さんのホームページを分析し、そのオシャレさに迫ってみます。
常盤珈琲焙煎所さんのデザイン分析
今回、お見せする実績は常盤珈琲焙煎所さんのホームページです。ホームページは中村(なかむー)が担当しました。
ブランドコンセプトの「特別で当たり前の一杯を-FINE COFFEE AT HOME-」をビジュアルで表現しています。
ブランドの特徴を反映したデザイン要素が随所に散りばめられており、
スタッフの温かさや親しみやすさを象徴しています。
写真は、訪れる人々に親しみやすさを感じさせ、
温かく迎え入れてくれる様子を表現しています。
デザインは、真面目なオシャレさと遊び心を表現しています。
ノートのマス目は、計画的なアプローチと真摯な姿勢を示唆しています。
このデザイン要素を用いることで、
常盤珈琲さんのコーヒーへの取り組み方やブランドの信念が視覚的に伝わります。
真面目なオシャレが、訪れる人々に特別な一杯の価値を伝えています。
同時に、面白さと遊び心も表現しています。
豆で切り抜かれたデザインや、びっくりマークの丸が豆だったりというアイディアは、
その独自性と楽しさを表しています。
オシャレなデザイン
上記に”オシャレ”というワードが出てきました。デザインにおいて、オシャレに見えるか見えないかはとても大切なことです。
ということで、ここからは”オシャレ”に触れて書いていきます。
また、常盤珈琲さん独自の魅力が、デザインの中にどのように表れているのか、もう少し細かく分析します。
↓メインビジュアル
メインビジュアルのなかで目を引くのが、”FINE COFFEE AT HOME”の英字です。
英字の一部を枠線にしており、デザインのオシャレポイントとして際立たせています。
この工夫によって、洗練された雰囲気が漂い、ブランドのコンセプトがより一層強調されています。
↓さっきのイメージを”びっくりマークとマス目がなくなった場合と比較”してみた
マス目とびっくりマークなしだと逆にシンプルすぎて、寂しくなりました。
デザインが不完全になってしまう感じです。
マス目とびっくりマークは、常盤珈琲さんのブランドの特徴を象徴しています。
・・・
↓他のオシャレポイントも見てみます。
焙煎機器の形で切り抜いています。この点も独自性ある表現ですね。
(実際、店舗には焙煎機器が置いてあります。)
豆にもこだわっているので、豆の形で切り抜かれているところも。
心地よさを表現してます。
デザインのバランス
ここまで”オシャレ”について書いてきました。デザインにおいて、オシャレさを引き立てる重要な要素の一つがバランスです。
バランスが整っていないデザインは、どんなに素敵な要素を含んでいても、
見た目の調和が崩れてしまいオシャレとは言えません。
常盤珈琲さんのウェブサイトデザインは、バランスが適切に取られています。
画像とテキストの配置、カラーの使い方、フォントの組み合わせなど、
すべてがバランスを考慮してデザインされています。
さっきのメインビジュアルのところで、バランスを意識して検証してみます。
↓英字(FINE COFFEE AT HOME)あり
↓英字(FINE COFFEE AT HOME)なし
英字がある場合とない場合で、デザインの強度や印象が微妙に変化します。
英字の存在はデザインのバランスに影響を与える一要素であり、その調和がデザインをより深化させています。
↓FINE COFFEE AT HOMEの別のパターン
黒文字にした場合、ちょっと重たくなります。
薄茶の場合、少し弱くなります。色も変わるので統一感もなくなります。
バランスは、単なる外見だけでなく、ユーザー体験やブランドの印象にも大きな影響を与えます。
・・・
ちょっとしたところなんですけど、グロナビもいいバランスです。
グロナビとは、WEBサイト上部にある案内票みたいなものです。
(最近のは三本線になってて、クリックすると開くようになってます)
↓グロナビ
まとめ
ここでまとめさせていただきます。デザインにおけるオシャレとバランスは、常盤珈琲さんのウェブサイトを通じて表現しています。
レイアウト、画像の選定、テキストの配置など、すべてが調和していることで、そのオシャレさが引き立っています。
これらの要素が常盤珈琲さんのオシャレなデザインの秘訣です。
さいごに
と、デザイン分析を踏まえ、「オシャレとバランス」ついて書かせていただきました。引き続き、このような分析を交えて、日頃の気づきを書いていこうと思います。
これがデザイン制作・取り組み方の参考になれば幸いです。
それではまた◎
▼常盤珈琲焙煎所さんのホームページはこちら
https://tokiwacoffee.com/