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UPDATE:2023.5.26

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プロジェクトを振り返り、インナーブランディングについて考えてみる。(前編)


どうも、こんにちは。
梅原です!

今日は、弊社でサイトリニューアルさせていただいたグラフトンノートさんとのプロジェクトを振り返りながら、
インナーブランディングの意味と重要性について書いていこうと思います。


はじめに

先日、グラフトンノートさんとのインタビューを振り返ってみました。

改めて聞き直してみると、「インナーブランディングってやっぱり大事だなぁ!」と感じたわけなのです。

インナーブランディングとは、企業の内側のブランディングです。
社内でブランドの価値観を浸透させ、社員・スタッフ全員が共通認識を持つことを目的としています。


グラフトンノートさん

グラフトンノートさんは、マーケティング・テクノロジーを軸に
クライアントの課題発掘、解決に取り組んでいるプロフェッショナル集団です。

「想像以上を、ずっと共に」のタグラインを掲げ、
お客様とはズッ友であり続けたいという、熱い想いのある企業さまです。



リブランディングの始まり

ブランドディレクターの萩原さんとグラフトンノート ビジネス支援本部 3部 副部長の岩本さんを筆頭にワークショップを行い、
グラフトンノート代表取締役の矢野さんと鎌田さんをはじめ、スタッフ全員でプロジェクトを進めていきました。

当初は、サイトリニューアルの目的で進めていましたが、
「社内の意思統一」にも目を向け、リブランディングすることになったのです。

(以下、インタビュー記事抜粋)

<矢野さん>
せっかくサイトをリニューアルするなら
「会社ってなんだろう?」「働くってなんだっけ?」みたいなことをみんなで考えながらつくれば、
サイトをつくり変えることが「会社をつくること」「会社を変えること」に繋がるんじゃないかと思ったんです。
<鎌田さん>
私たちは、事業こそ順調だったんですが、自社の組織面がずっと停滞していました。
それは言い換えると、文化、カルチャーが、まとまっていなかったんですね。
つまり、サイトをリニューアルするといっても、元となるブランドづくりができていなかった。
「私たちはこういう会社だよね」っていう土台がないと、中身が曖昧になってしまう。
だからこそ、リブランディングが必要でした。
<岩本さん>
以前の僕らは、一つひとつの案件に対するクオリティは高かったんですが、
じゃあ「グラフトンノートの一員としてはどうか?」と問われたら、一枚岩ではなかったように思います。
だから矢野さんから「意識を変えたい」「組織を変えたい」と聞いたとき、
今まで以上に変わっていかなきゃいけないんだ!という意志が芽生えましたね。

この会話からわかることは
サイトリニューアルを”ただの作業”として進めるのではなく、
みんなが納得する形で進めることに重視していることです。

「プロジェクトを自分ごと化させる仕組みを創るんだ!」という意志が伝わってきました。

どの企業でも人は、自分以外のプロジェクトに関して他人事(ひとごと)になりがちです。
そうするとチーム全体のコミュニケーションが滞ってしまったり、
各プロジェクトに対して建設的なフィードバックや意見がもらえなくなる恐れがあるのです。

今回のリブランディングでは、その体制を無くために、
「エンパワーメント(Empowerment)」「ディスクローズ(Disclose)」「コネクテッド(Connected)」
という3つキーワードを掲げながら進めました。

(以下、用語解説)
【エンパワーメント(Empowerment)】
組織の一人ひとりが自分たちの持っている力を最大限に使って、
組織全体が個人のメンバーの自主性や自発性を尊重し、相互協力しながら目標に向かって進むこと。

【ディスクローズ(Disclose)】
誰がどのプロジェクトを行ない、どんな進捗状況なのかを常に把握できる組織体制のこと

【コネクテッド(Connected)】
コミュニケーションが滞ることなく、みんながプロジェクトに対して意見を言い合えている状態のこと


過去の深堀り

次のワークショップでは上記の3つのキーワードを意識しながら参加メンバーの過去を振り返って行きました。

過去を振り返ることは
「現在地」と「未来の動向」を把握する上で大切なワークショップで、
社内の共通認識が取れるようになります。

これは企業のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を決める指針
にもなります。


(以下、インタビュー記事抜粋)

<矢野さん>
このプロジェクトは「会社づくり」と位置づけていたので、
僕らの歴史を知ってもらえば、僕たちが何を考え、何を思ってグラフトンノートをつくったのか、わかってもらえるはずだと考えたんです。
<岩本さん>
お二人の経歴は知っていたんですが、
会社設立の想いやそこに至るまでの経緯は、あのとき初めて知りました。
おかげで点で知っていた部分がすべて繋がったので、とても印象に残っています。
<鎌田さん>
まさにあれが今回つくった行動指針にもある「事実の輪郭を成す感情や動機、また根本にある本質を見定める」ですね。
私の意見や発言は、私のバックボーンを知らなければ本質まではわからない。
そういう意味でも、あのステップは大事だったと思います。

どんな企業でも「あの人は、このプロジェクト進めてる」「あの人は、これやってる」「あの人はたしか...」
のように点で知るだけならできます。

ただ、「なぜやってるの?(Why)」が抜けてると永遠に点のままです。

点と点をつなげて線にして、
また、線をつなげて面にする。

こんな組織が強くなっていくと思うのです。

各々の過去を深堀りしていくことでそれは可能になります。

グラフトンノートさんのプロジェクトを振り返り、
改めてそう感じました。

もし、今の組織が点だけになっていて、「なぜやってるの?(Why)」が抜けているなら、
一度原点に立ち返り、過去を深堀りしていくと良いと思います!


前編のまとめ

ここで前編のまとめにはいります。

インナーブランディングにとって本当に必要なことは、
組織内で決定したことに対して、スタッフ、社員が共通認識を持っていることです。

グラフトンノートさんのように
組織が一枚岩となるためには、全員が「変わらなきゃ!」という意思で動き、
円滑にコミュニケーションできる環境を作らなければなりません。

企業の代表を交え、スタッフ全員がプロジェクトに参加し、
全力で取り組む姿勢が大切です。

そのためには、線でつながる仕組みづくりも意識していかなければなりません。
過去の深掘りは、線でつながるきっかけを与えてくれます。

以上が前編のまとめです。

次回、後編は「ワークショップを通して、行動にどんな変化が起きたのか?」
「ロゴのリニューアルで変わったこと」について書いていきます。

それではまた◎

▼グラフトンノートさんのホームページはこちら
https://graphtone-note.co.jp/
▼抜粋インタビュー記事はこちら
https://graphtone-note.co.jp/works/works-1661/
▼インナーブランディングはグループ会社POCKETで承っています。
https://pocket-design.co.jp/

インタビュー記事ライター:有賀
ホームページ・ロゴデザイン:石田
撮影:梅原

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