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経営者の仕事

研修の反応が薄かった日の書き残し方

WRITER
Nakamura Hiroki クリエイティブディレクター / 代表取締役
Nakamura Hiroki

クリエイティブディレクター / 代表取締役。ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング認定コンサルタント/WEBデザイン技能士/WEBマーケティング検定/ネットショップ実務士。

研修の反応が薄かった日の書き残し方
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こんにちは、アプリコットデザインの中村です。

初めて任された仕事の結果が思わしくなかった日でも、自信をすべてなくさずに済むやり方があります。結果と「なぜこれを選んだか」を分けて書き残すことと、口にする言葉を少し言い換えることです。

初めて任された新人研修で反応が薄かった

会社で人事を担当している人が、今年初めて新人研修の中身を任されたとします。

担当者は、これまでの資料を見直して、自分で研修の内容を考えます。新入社員が現場に出たとき、少しでも困らないようにしたい。そう考えて、座学で話を聞いてもらう時間に加えて、実践的なワークも入れることにしました。

何日も準備して迎えた当日、グループワークではお互いの発言があまり出ず、時間が余ってしまいました。研修のあとのアンケートにも、ピンときていない感想が並びます。

これを見ると、担当者はやはり落ち込むと思います。自分には研修を組み立てる力がなかったと考え、何日も準備してきたことへの自信も、すっかりなくなってしまいます。

結果と選んだ理由を分けて見る

ワークの時間が余った、アンケートの反応が薄かった。どちらも、実際にやってみて初めて分かった結果です。

研修の中身を決めたときには、担当者なりの選んだ理由もあったはずです。現場に出たときの不安を少しでも減らしたい。新入社員が自分で考える時間を作りたい。そう考えて、ワークを入れたのだと思います。

結果が悪かったからといって、この選んだ理由まで否定しなくていいと僕は思っています。結果と理由をくっつけてしまうと、「自分にはセンスがない」という結論になってしまいます。

思いは良かったけれど、やり方が合わなかったのかもしれません。たとえば、新入社員の緊張をほぐす時間が足りなかったから、ワークでうまく話せなかった、ということも考えられます。選んだ理由を信じたままでいれば、次はどこを直せばいいかという工夫に進めます。

選んだ理由と結果を別々に書く

結果と選んだ理由を分けることは、毎日の仕事の中で少しずつ試せます。

何かを自分で決めたときに、どうしてそれを選んだのかを短くメモしておきます。ノートの隅でも、パソコンのメモ帳でも構いません。研修なら「現場で質問しやすくなるように、このワークを入れた」くらいの短さで十分です。

仕事が終わって結果が出たら、それは選んだ理由とは別の場所に書きます。「反応が薄かった」「時間が余った」のように、起きたことだけを書きます。

二つは分けたまま読み返します。そうすると、結果は振るわなかったけれど、自分が選んだ理由は確かにここにある、と思えます。うまくいかなかった現実をきちんと見ながら、選んだ理由のほうは守れます。その理由を信じられるから、次はもっとこうしよう、と考えられます。

「自信はないんですけど」を言い換える

言葉の選び方を変えてみるのもいいと思います。

初めての仕事では、つい「自信はないんですけど」と前置きしてしまうことがあります。まだやったことがなく、うまくできる確信がない。その気持ちを、そのまま口に出しているのだと思います。たとえば、こう言い換えられます。

「うまくいくかはまだ分からないですけど、私はこれがいいと思っています」

結果についての確信はなくても、自分が選んだことは信じている、という伝え方です。これなら、無理に自分を大きく見せなくても、堂々と言える気がします。

失敗したときも同じです。「私のやり方が間違っていた」と全部を自分のせいにする代わりに、言葉を分けてみます。

「選んだ理由は良かったけれど、今日の参加者には伝え方が少し合わなかったみたいだ」

こう言えば、自分が選んだ芯の部分は、そのまま残しておけます。

忙しい日こそ結果と理由を分けておく

誰かに任された仕事でも、どう進めるかは自分で選んでいるはずです。そのひとつひとつに、自分がこれがいいと思った理由があると思います。

結果には相手がいるので、自分の思いどおりになるとは限りません。それでも、選んだ理由が書き残してあれば、結果が悪かった日にも、自分を信じられる部分が手元に残ります。

毎日忙しく働いていると、自分が選んだ理由は忘れてしまいがちです。そういうときこそ、少しだけ時間を取って、結果と選んだ理由を分けてみてください。今日うまくいかなかった自分にも、明日はまた新しい工夫ができると思います。

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