UPDATE:2023.10.31
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2000円と1980円で、与える印象の違いとは?
こんにちは!デザイナーのツキヤマです!今回は、商品の値段をつけるときのちょっとしたテクニックをご紹介したいと思います!
初めて自社商品をオンラインショップなどで販売する方のご参考になれば幸いです。
よくセールで見かける●980円の表示
2980(二キュッパ)や3980(サンキュッパ)という言葉、耳馴染みある方は多いかと思います。キャッチーな響きですよね。
そして、端末の980円という数字。ここに隠された魅力にいつの間にか引き込まれていませんか?
例えば、2000円と1980円。価格差は20円(1%)ですが、
1980円には20円以上のお得感を感じませんか?
これは、人が価格を見るときに、上の桁の数字から読んでいくから。
本当は2000円近くするのに、1000円台という印象が強くインプットされます。
このように、安いと感じさせる切りの悪い価格は「端数価格」とも呼ばれます。
なんでもかんでも●980円が絶対良いとはいえない
●980円といった端数価格とは逆に、キリの良い数字を用いる場合があります。ブランド時計の30万円や、
高級車の2000万円などですね。
このように「高い」という印象を与える切りの良い価格は「威光価格」といいます。
ブランド品をより価格を高く見せることで、
購入者の優越感や自己顕示欲を刺激するのに用いられます。(ウェブレン効果と言います)
もしこれが端数価格だと、ブランド品も何だか安っぽい印象になりますよね。
その場合は、安くお買い物をしたいというニーズが強い「中古販売」をするときには有効になるでしょう。
価格表示もユーザーとの接点。
ユーザーに商品をどう思われたいか?を表現する大事な部分です。
それではまた!