色を使った「思いやり」

UPDATE：2023.12.28

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もう今年も終わりですか…はやい…。
今日も元気に寒さに敗北しています。宮原です。

今年最後のブログは「色を使った思いやりについて」。
とはいいつつ、いつも通りわたしが最近感じたことのおはなしです。

梅ちゃんさんとお仕事のお話をしていて、「色の選択（配色）って難しいよね。」という話題になりました。
このときは大まかに言うと「色の色相（色味）を維持したまま、明度（色の明るさ）を変更する」という内容だったのですが、
言葉だけで伝えるのは難しく、普段ほぼ感覚・若干の知識で色を決めているかも、、、とやや反省をしました。

この色の話でふと思い出したことがあります。
以前の職場でデザインの確認担当の方がいたのですが、
あるときできたものを見せたら、「色が近くて差がわからない」と言われました。
続けて「もともと近い色の差がわかりづらいんだよね」と。
その時はオレンジとそれに近い黄色を使っていたのですが、確かに見えづらいよな…と感じた覚えがあります。

その担当者さんは、色覚の型がことなると、自分から伝えてくださいました。
色の見え方が異なることは知識としては知っていたのですが、身近な人に、当事者の方がいることで考え方を改めるいい機会になったのですが、
今それをいかせているかと言えば「NO」だと思います。せっかくの機会だったのに、今まで覚えている印象深いことのはずなのに。。。

冒頭の話をきっかけに色の選び方が簡単になりそうなツールを探してみていたのですが、
その過程で発見したものがこちら。
Adobeさんが「色覚用チェッカー」というものを提供してくださっているのを見つけました。

色の見え方のシュミレートができるので、色選びの一つの参考になるかもしれないと、参考ツールの中にぽちっ。
こういったツールは言葉で説明するより、感覚的に説明しやすいと言うか、相手も理解しやすいのかな・・・と感じたのでまずは自分で活用できるか探ってみたいなと思います。

いろんな考え方や捉え方があるので、気をつけたり配慮したりしたいのですが、
全てが良い方向に・全ての人に良いとは限らないのかなと感じることが増えてきました。
それでも気を配ることはプラスになることはあっても、大きなマイナスになることはないと感じているので、
思いやりアンテナはこれからもっと広げて、育てていきたいです。
今度は経験を活かせますように。

来年もちょっとずつ成長できるようにがんばるぞ〜〜〜良いお年を！

色覚の型について、参考になるサイト
色覚についての基礎知識-人にやさしい色づかいをすすめる会
配色のバリアフリー-伝わるデザイン