UPDATE:2020.8.2
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【COFFEE BREAK】_51 デザイナーという仕事の難しさ
デザインの仕事って本当に難しい。デザイナーは口を揃えてそう言います。
最後の最後まで作ったものに対して半信半疑。
いつまでたってもデザインに自信が持てない。
いつになったら一人前なのか分からんし。
デザインを数値化できれば、その良し悪しが分かるのに。
検査台みたいなのがあって、そこに作ったデザインを
通せば「はい合格、残念不合格」って分かれば良いのに。
そんな事(くだらない事)を考えたりします。
まぁ逆を言えば終わりがないからこそ、
飽きずにデザインというものに真摯に向き合えるのかもしれませんが。
「私のデザイン完璧、超自信あり」と納得してしまったら、
そこで成長が止まってしまう怖さみたいなものもあるのかも。
尽きない探究心と、もっともっとという向上心。
難しい仕事ではあるけど、やみつきになる仕事、
それがデザイナーという職業なんだと思います。
そういえば、昔こんな言葉を耳にしました。
「私、デザイナーに向いていないと思うんです」
「デザイナーを辞めようと思うんです」
という人に向けて、先輩がこう言ったそうです。
「デザイナーに向いていないことが分かるくらい
あなたはデザインを作ったの?」
よく10年続けるとその道のプロになれると言われています。
逆を言えば10年やらないと(それだけ経験を積まないと)
その仕事の本当の楽しさも辛さも見えてこないということかもしれません。
まぁこれらはデザイナーに限らず、仕事全般に言えることですけどね。
2,3年やってみて、その仕事が向いているか
向いていないかの判断は時期早々なのかも。
転職回数がめっちゃ多いのが自慢だったナカムラ。
過去のことながら反省です。