UPDATE:2018.8.9
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最新版_ホームページ制作について思うこと
昔に比べて大分変わってきました。
単純にホームページを作りたいんですが・・・
というご相談が全体の1割にも満たないのです。
もちろん、ホームページをリニューアルしたい、新規で作りたいという要望なのですが、
それ以外のプラスαの部分にウエイトを置いたご相談が多いのです。
ブランディングの過程でホームページを作りたい。
事業の転換期だから改めて事業内容を見直し、
その流れでホームページを作りたい。
そんな様なご相談がほぼほぼを占めています。
だから、自然と打ち合わせの際に現状の売上や
売上計画を話していただける機会が増えました。
つまり、アプリコットに求められていることは
「ただホームページを作る・リニューアルする」事ではないということなのです。
なので、もっぱら仕事の流れは
1.きちんとヒアリングを行い会社の良さを知る
2.競合を調べる
3.ターゲットとポジションを定める
4.キービジュアルとキャッチコピーを作る
5.原稿をまとめる
6.デザインワークに入る
ざっくりと、この様な流れで仕事をしています。
ここまでする必要があるの?と言われそうですが
これまでの経験から、ここまでしないと意味がないのだと確信しています。
ただホームページを綺麗に作る、リニューアルしただけでは
抱えている問題や課題の根本的な解決にはならないと思っています。
ただ上記のフローを叶えるために必要な知識の領域は本当に幅広く
・経営についての知識
・経営戦略についての知識
・流行のトレンド
・集客方法についての引き出し
・デザインセンス
・印刷物についての知識
・WEBについての基本的な理解
・SEO対策
などなど、挙げ出せばキリがありません。
ディレクションから制作まで一貫してできる会社でないとできない技なのだと思います。
・・・と偉そうに言ってますが、ナカムラ駆け出しの頃
ホームページのご依頼があった際、
「どういうデザインが良いかな」
「どういう仕組みがあれば良いかな」
などという浅はかな感じで制作をしていました。
つまり、作る事を目的にしていたわけです。
タイムスリップできるのであれば、当時の自分に会って
フクロ叩きにしてあげたいくらいです(笑)
大事なのは作る事ではなく、何かしらの利益を生みだすことなのですから。
今では打ち合わせの際に、「どういうデザインが良いですか?」
などという質問はしなくなりました。
ベストなデザインは「ターゲットに響き伝わるデザイン」なので
コンセプトやその会社さんの持つ良さをまとめていくと
次第と出来上がってくるものだと思っているからです。
社長さんやオーナーさんにとって良いデザインではなく
見る人にとって良いデザインである事が大切なのだと思います。
ご相談いただいたお仕事に真摯に向き合い
限られた予算の中で最大限のパフォーマンスをしたい!
だから今日も明日もアンテナ張りまくりです。