UPDATE:2019.6.7
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いつのまに間違うのか?
最近、図書館でこんな本を借りてきました◎「文化庁国語科の勘違いしやすい日本語」 職業柄、文章を書くことが多いのですが、
実は違った使い方をしている言葉があるなぁ、と気付かされることもしばしば。
例えば、とてもおもしろい映画を見た時、
「さわりだけ教えてよ」と
お友だちに言われたらなんと答えますか?
わたしなら映画の概要をほんのちょこっとだけ教えて、
おもしろそう!と思える程度に内容を伝えます。
ほんのちょっとだけ、最初の方だけ教えることを「さわりだけ」だと思っていました。
しかし、本当は全く違っていたのです・・・。
本来の意味は、そのお話のもっとも重要な点や感動的で印象深いところをさす言葉だそうです。
推理小説の「さわりだけ」教えてもらったら、大変なことになりますね。
ネタバレもいいところです笑
いつから本来の意味と違ってくるんでしょうね?
不思議すぎておもしろすぎる日本語です。
文化庁国語課では、言葉の意味は「正しい」「誤り」ではなく、
「本来の意味」「本来とは違う使い方」と表現するそうです。
言葉の正誤は、簡単には決められないと考えているからだそうです。
はるか昔から言葉は、時代に合った変化を遂げています。
同じ日本語だったはずなのに、枕草子の原文を見てもちんぷんかんぷんですよね笑
少しでも正しい日本語が使えるように、
日々活字に触れていたいです^^
(ただ単に、読むのが楽しいだけだったりします笑)