その目標、本当に自分が決めたものですか?
年始に立てた目標を、気づけば忘れていた。「今年こそは」と思っていたはずなのに、いつの間にか別のことを始めている。そんな経験はないでしょうか。
私自身、仕事で目標を考える時、つい「目標として正しそうなもの」を探してしまうことがあります。数字が入っていた方がいい。今より成長できるものがいい。会社の成果につながるものがいい。もちろん、どれも仕事をする上では大切なことです。
でも、そうやって一生懸命「正しい目標」を考えているうちに、ふと分からなくなることがあります。
「私は、そもそも何をやりたかったんだっけ?」
今回の「コーヒーが冷めるまで。」では、そんな目標について話しました。
目標が続かないと、「自分は意思が弱いのかもしれない」と思ってしまいます。私も以前はそう思っていました。目標を立てたのに続かない。途中で忘れる。気づけば別のことを始めている。もっと一つのことを続けられる人になった方がいいのかな、と考えたこともあります。
でも最近、続かなかった目標の中には、最初から自分がそれほど行きたくない場所を目的地にしていたものもあったのかもしれない、と思うようになりました。
仕事の目標なら数字が必要な気がする。去年より成長していた方がいい。今できないことを、できるようになる目標の方がいい。そんな「目標らしさ」を考えていると、自分が何をしたいのかよりも、周りから見て正しそうなものを選んでしまうことがあります。
もちろん、仕事なのでやりたいことだけをやればいいわけではありません。それでも、「私はなぜこれを頑張りたいんだろう」と考えることは、目標を続けるためにも意外と大切なのかもしれません。
自分のことは、一人で考えるほど分からない
ラジオの中でも話しましたが、自分のことは自分が一番分かっているようで、意外と分からないものだと思います。
たとえば私は今、動画をもっと頑張りたいと思っています。「どうして動画をやりたいの?」と聞かれたら、多分最初は「動画を作るのが好きだから」と答えます。でも、「じゃあ、動画の何が好きなの?」ともう一度聞かれると、少し考えます。
作ることが楽しいから。自分が考えたものが形になるから。そして、もう少し考えてみると、私は自分が作ったもので誰かの気持ちが少し動く瞬間が好きなのかもしれない、と気づきました。
面白いと思ってもらったり、続きが気になったり、「この会社、ちょっといいな」と思ってもらったり。だから私は動画だけではなく文章も書くし、こうしてラジオで話すことも始めたのだと思います。
そう考えると、私が本当に目指しているのは「動画編集が上手い人になること」だけではないのかもしれません。動画は、自分がやりたいことを実現するための一つの方法だった。そんなことも、一人で考えているだけではなかなか気づけませんでした。
誰かと話すことで見つかる目標もある
「なんで、それをやりたいの?」
誰かにそう聞かれて初めて考えることがあります。答えたら、もう一度「それはなんで?」と聞かれる。一人だったら「好きだから」で終わっていたことも、誰かと話すことで、その奥にある理由が少しずつ見えてくることがあります。
そんな「自分の目標」について、対話をしながら考えるイベントが、tone villageで開催されます。
「もくもく目標会」は、それぞれの作業に集中する時間と、対話をしながら自分の目標を整理するワークショップを組み合わせたイベントです。
誰かに正解を教えてもらうのではなく、「その目標は誰のためのもの?」「本当に大切にしたいことは?」と問いを重ねながら、自分自身で答えを探していきます。
今年立てた目標を、そういえば忘れていた。頑張りたい気持ちはあるけれど、何を頑張ればいいのか分からない。そんな方は、一度誰かと話しながら、自分の目標について考えてみるのもいいかもしれません。
ラジオを聴いて、「その目標、本当に自分が決めたものですか?」という問いに少し迷った方へ。
今度は、自分の言葉で答えを探してみませんか。
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