「だいたい怖い。常に怖い」
これは「会社を経営してきた中で、一番怖かったことは何ですか?」と、そんな質問に対して、アプリコットデザインの中村が返したのが、この言葉でした。
会社を立ち上げてから約13年。長く経営を続けていれば、経験を積んだ分、不安も少なくなっていくのかと思いきや、どうやらそう単純な話ではないようです。
今回のYouTube「社長の頭の中」では、会社を経営する中で感じてきた怖さや、経営者として背負っている責任について、中村に話を聞いてみました。
会社経営は、なぜ「常に怖い」のか?
中村が経営の怖さとして最初に挙げたのは、「約束された未来が見えないこと」でした。
会社員として働いていると、1年後や3年後も同じ会社で働いている自分を、ある程度イメージできることがあります。しかし、会社を経営する立場になると、そうはいきません。
今の経営判断が正しいのか、この先も仕事を確保できるのか。未来がどうなるかわからない中で、日々判断を重ねていく必要があります。
実際に中村も、会社を続けられないかもしれないと感じた経験が何度もあるそうです。
そんな話の中で、特に印象的だったのが「昔は給料日前が怖かった」というエピソード。
「社員にきちんと給料を支払えるのか」という不安は、会社経営とは自分自身の生活だけでなく、一緒に働く人たちの生活にも責任を持つことなのだと感じさせられる言葉でした。
社員には見せない、社長の不安
今回のインタビューでは、経営者が抱える不安を、普段どこまで周囲に見せているのかについても聞いてみました。
中村の答えは、「多分誰にも言わない」というものでした。
社員だけでなく、家族にも話さず、自分の中だけで完結させているそうです。
普段、社員として一緒に働いていると、社長が何を考え、どんな不安を抱えているのか、なかなか知る機会はありません。
今回の話を聞いて、普段は見えないところでも、さまざまなことを考えながら会社を動かしているのだと、改めて感じました。
それでも、なぜ会社を経営し続けるのか?
これだけ怖いことがあるのなら、なぜ会社を経営し続けているのでしょうか。
その質問に対して、中村が口にしたのは「始めちゃったから」という言葉でした。
もちろん、単に「始めたから続けている」というだけではありません。
一緒に働く社員がいて、長く付き合ってきたお客様がいる。会社を続けてきたからこそ生まれた、さまざまな人とのつながりや責任があります。それらを無責任に終わらせることはできないという覚悟と思いが、「始めちゃったから」という言葉には含まれていました。
一方で、長く会社を続けてこられたことへの喜びも語ってくれました。
怖さや不安がなくなったから経営を続けているのではなく、怖さを抱えながらも、会社を続けていくーー今回のインタビューでは、そんな経営者のリアルな姿が見えてきました。
起業する前に知っておきたい、会社経営のリアル
会社を経営することには、会社員とはまた違った不安や責任があります。
今回の動画では、ほかにも「朝が一番つらい」と感じる理由や、経営者として判断を続けることへの考え方など、さまざまな話を聞くことができました。
これから起業や独立を考えている方はもちろん、経営者が普段どんなことを考えているのか気になる方にも、ぜひ見ていただきたい内容です。
▼動画はこちら
JOURNALが気に入ったら「いいね」してね!



