正直に言うと
Google広告を始めるとき、私は最初にこう思いました。
「種類、多すぎない?」
検索広告、ディスプレイ広告、デマンドジェネレーション広告、リマーケティング…。
名前を見ても違いがよく分からず、
「結局どれを選べばいいの?」
「どれが一番効果あるの?」
と迷ってしまいました。
とはいえ、広告について調べていると、それぞれの特徴や機能についてはたくさん解説されています。
しかし「今すぐ広告をはじめたい」人が実際に知りたいのは、
「自分の会社にはどれが向いているのか」
ではないでしょうか。
そこで今回は、広告の機能や専門用語ではなく、
「お客様が今どんな状態なのか(温度感)」
という視点から、Google広告の種類をわかりやすく整理してみたいと思います。
1.まずは「お客様の温度感」を考えてみる
広告には様々な種類がありますが、
広告選びで大切なのは、「どの広告が優秀か」ではありません。
広告に種類があるのは、それぞれに目的が異なるからです。
そして、大切なのは「今、お客様がどんな状態なのか」です。
例えば住宅会社の場合、
お客様の気持ちは次のような流れで変化していきます。
■レベル1:まだ知らない
・家づくりを考えていない
・住宅会社も知らない
↓
■レベル2:ちょっと興味がある
・いつかマイホームもいいな
・情報収集を始めた
↓
■レベル3:調べ始めた
・工務店を探している
・比較検討している
↓
■レベル4:申し込み目前
・資料請求する会社を決めている
・問い合わせを検討している
実はGoogle広告は、この温度感によって向いている広告が変わります。

① ディスプレイ広告(レベル1)
「まず知ってもらう」ための広告
ディスプレイ広告は、
ニュースサイトやブログなどに表示される画像広告です。
まだ商品やサービスを知らない人にも届けられるため、認知拡大に向いています。
例えるなら、街中に看板を出すようなイメージです。
●こんな会社に向いている
・新しいサービスを知ってもらいたい
・地域で認知度を上げたい
・まずは存在を知ってもらいたい
② デマンドジェネレーション広告(レベル2)
「ちょっと興味がある人」を動かす広告
最近注目されている広告で、
この広告はYouTubeやDiscover、Gmailなどに配信されます。
特徴は、まだ検索はしていないけれど、「なんとなく興味がありそうな人」にアプローチできることです。
例えば、
・地方移住に興味がある
・旅行が好き
・アウトドアが好き
そんな人に動画や画像で魅力を伝えられます。
「知らない」から「気になる」へ。
その一歩を後押しするのがデマンドジェネレーション広告です。
③ 検索広告(レベル3)
今まさに探している人へ届ける広告
検索広告は書いて字の通り、Google検索結果に表示される広告です。
例えば、
・ホームページ制作
・動画制作 会社
・工務店 〇〇市
などを検索している人に表示されます。
この人たちは既に興味を持っている状態です。
そのため問い合わせや申し込みにつながりやすい反面、競争も激しくなります。
④ リマーケティング(レベル4)
最後のひと押しをする広告
サイトを訪れたことがある人へ再度広告を表示する方法です。
実際には、多くの人が1回の訪問で申し込みません。
・一旦比較する
・社内で相談する
・後で考える
というケースがほとんどです。
そこで、「そういえば気になっていたな」と思い出してもらうために活用されるのがリマーケティングです。
2.どの広告が一番おすすめ?
今の説明で分かったと思いますが、
「これを選べば正解」という広告はありません。
なぜなら、広告は役割が違うからです。
例えば、
①認知を広げたい → ディスプレイ広告
②興味を持ってもらいたい → デマンドジェネレーション広告
③問い合わせを増やしたい → 検索広告
④検討中の人を後押ししたい → リマーケティング
というように、お客様の温度感に合わせて選ぶことがもっとも重要です。
3.まとめ
Google広告は種類が多くて複雑に見えます。
しかし、広告の仕組みを覚える前に、
「お客様は今どの段階にいるのか?」
を考えると整理しやすくなります。
広告選びで迷ったら、まずは広告の種類ではなく、お客様の温度感から考えてみると答えがわかりやすいですよ。
また、実際の広告運用ではどれか一つを選ぶだけではなく、
・認知拡大はディスプレイ広告
・興味喚起はデマンドジェネレーション広告
・問い合わせ獲得は検索広告
というように組み合わせて活用することも少なくありません。
広告は競争ではなく、それぞれ役割の違うチームメンバーのようなものであると考えると、より広告の使い方がうまくなりますよ。
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