UPDATE:2017.10.10
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たまにはよーくみてみよう
6月のハガキの切手代、10月のヤマト運輸の配送料、280円がウリだった鳥貴族・・・今年はいろんなものの値上げがニュースをにぎわわせていますね。他にもツナ缶やオリーブオイルなど、家庭で身近なものもじわじわ値上げになっているようです。毎年、いろんなものが次々に値上げされているような・・・?
でもその分、大手スーパーやコンビニなどのPB商品は価格を抑えて頑張っているようです。頑張ってほしいですね!
さて、10月に入ってもう一つ、会社員としてお仕事されている方なら誰でも関係のある大事なもの、厚生年金保険料が値上がりしました。
9月までは、基準となるお給料(標準報酬月額)に対して18.182%を会社と折半した金額だったのですが、
10月納付分からは、18.3%を折半と、ほんのコンマ数パーセントですが、アップしています。
たとえば、標準報酬月額が59万円の人の場合個人負担額は、53,636.9円から53,985円と、350円ほどのアップです。
思ったほど多くないでしょうか?
この保険料、10年前の平成19年10月納付の分は今より3%以上も低い14.996%でした。毎年少しずつ、じわじわと値上がりして今に至ります。
ゆっくりとはいえ、どこまで上がってしまうんだろう??!と不安になってしまうところですが、
今回の引き上げで終了だそうです(計画では・・・)。とりあえず、一安心ですね。
この年金ともう一つ、お給料から引かれるのが健康保険料。こちらは9.76%を会社と折半です。
二つ合わせると、毎月個人負担でお給料の14%ほどが社会保険料として天引きされていることになります。
(半分会社が持っていてくれているとはいえ、中々のボリューム・・・折半でよかった・・・)
ちなみに、保険料の基準となる標準報酬ですが、3か月分のお給料(通勤など諸手当含む)の平均値を
決められた等級に当てはめて決められます。手当込みのところがポイントのような気がします。。
○○万○○千円~●●万●●千円までは、×等級、というように結構幅があります。
なので、「アレっ?こんなにもらってたかな?」「このくらいだったかな?」とご自身の感覚と違う場合もあるかもしれません。
今回の変更で、9月分給与明細と一緒に保険料変更・標準報酬月額のお知らせも入っていると思いますので、
自分はどのくらいなのか、確認してみてはいかがでしょうか。
余談ですが、この前協会けんぽから、私たちが払っている健康保険料は1万円あたりどのように使われているか、お知らせのようなものがありました。
内訳は、加入者の医療費に約5,520円、出産時などの給付金に約570円、検診費などに約130円、高齢者の方の医療費に約3,640円、協会けんぽの事務経費に約140円・・・
この金額がどうなのかはわかりませんが、これからさらに高齢者が増えると大変そうだな、みんな元気で病院にかからなければ医療費は下がるのかな、、とふわっと浮かび、考えるいい機会になりました。
経理になってからようやく、保険料のことや国のことにも目を向けるようになってきた社会音痴の私ですが、
わかってくるとなかなか興味深いです。
これからもだんだんと知っていきたいと思います◎
珍しく経理な話題でした。