UPDATE:2017.8.1
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星空の撮影(実践)
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先日は初めての天の川の撮影に行ってきました。
信濃町にある野尻湖へ
撮影会には15人ほど集まっていました。
この日の夜の天気は曇りのち晴れ予報で最初は曇りからスタートです。
残念ながら天の川は見えません。
ということで、湖の撮影に切り替わり・・・
右側にうつっている一番明るい星は木星です。
雲が多いですが、に長野市の明かりが反射していてきれいです。
カメラは光をあつめてくれるので肉眼では見えない星も写すことができます。
さて、夜の撮影実践です。
カメラとレンズの設定
①MF(マニュアルフォーカス)モードにします②カメラの露出モードはM(マニュアル)にします
③ISO感度を6400から12800に設定します(試写するので高めに設定。実際撮る時は下げます)
④絞りを設定します(暗いレンズは開放でつかいます。明るいレンズは1段から2段絞ります。)
構図、ピント合わせ
・構図を考えて試写してみる(試写のため、高感度で1秒から10秒くらいのシャッタースピード)
・ライブビューでピント合わせ(レンズのピントリングを回して自分でピントを合わせます)
・試写→微調整を繰り繰り返します(ズームとピントリングは動かさない。動かしたら合わせ直しになります)
露出を決める
・ピント&構図の試写が終わったらISO感度を800から3200くらいに設定します。・試写します(シャッター速とを10秒から30秒にセットして撮り、明るさを確認しながらシャッター速度を変更します)
本番撮影
明るいカットや暗いカットを何枚か撮って再生して比べたりして調整します。感想
空にカメラを向けてファインダーを覗いても真っ暗。ライブビューでも星は映らないので、とにかく試写して再生した写真を見て調整するしかないので、夜の撮影はとても難しいです。
肉眼で見た方が綺麗です。笑
星空に感動しました。
こんなに長い時間空を眺めていたのは初めてかもしれません・・・
静かに時は経っていき、一番星(木星)はいつのまにか西に沈んでしまいました。太陽と一緒で星たちも東から昇り、西に沈むんですね。(星は1時間に15度動くそうです)
撮影会に来ていた人の中にはベテランの方たくさんいて、星の動きや、星座について、夏の夜に見える星についてなどなど。天文学な話をたくさんしてくれました。
星の撮影には撮影技術も必要ですが、天文学知識もあったほうがなおいいですね。
残念ながら雲があったり雲に町明かりが反射して肉眼では天の川を見ることはできませんでした。(12時まで残った人は見れたみたいです)
星は、時期、時間帯、気温、天気、月の光の有無や強弱、街の明かりの影響など、撮影ポイントによって条件がいつも違います。運も必要です 。
夏の大三角形は見れたのでよかったですが、写真はというと・・・私の持っているレンズは広角ではないので入りませんでした(ー ー;)
ベテランの方が数日前の晴れた日に撮った写真を送ってもらいました。
基本的に撮った写真はソフトで仕上げるそうです。
野尻湖と天の川。とってもきれいです。