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UPDATE:2023.9.21

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デザイナーにはマーケティング視点が必要

こんにちは、中村です!

今日はデザイナーにはマーケティング視点が必要というお話をしたいと思います。
むちゃくちゃ大事なお話だと思うので保存版でお願いします!

僕らはWEBサイトやパンフレットなどの制作業務を行なっていますが、
制作して納品するだけの仕事をしていては先が長くありません。

ホームページであれば、プログラミングコードを知らない人でも、
簡単にホームページを作成できるサービスは多々存在します。

AIもますます進化しており、近い将来作るだけの仕事は、
AIがサクッとやってくれるようになります。

もはや「制作」に対する価値はどんどんと下がっているのです。

だから作ることを目的にしちゃダメだよ!
といった類のお話をしたいわけではありません。

もっと本質的で大事なお話をしたいと思います。


商業デザイナーかアーティストか

あなたは商業デザイナー(グラフィックデザイナー)ですか?アーティストですか?
または商業デザイナー(グラフィックデザイナー)を目指していますか?アーティストを目指していますか?

いや〜自分はどっちかな?と悩んだ時、
簡単に判断できる問いかけがあります。

「あなたは自分の作ったデザインを作品と呼びますか?それとも実績と呼びますか?」

この問いに対して、前者を選んだ場合アーティストよりの思考で、
後者を選んだ場合は商業デザイナーよりの思考を持ち合わせていることでしょう。

この記事を書いている中村は商業デザイナーなので、正直アーティストのことが分かりません。
なのでアーティスト思考の方はここでそっと画面を閉じてください。ごめんなさい。


僕らはビジネスの成果を握っている

僕らアプリコットデザインは、商業デザインを軸としているデザイン会社です。
商業デザインに求められるのは、「商品やサービスの売上を伸ばす」ことです。
つまり「デザインで成果を上げ、ビジネスの成長につなげる」ことがゴールになるのです。

商品やサービスの売上に繋がらないデザインは、
たとえカッコよくておしゃれなデザインであっても意味がないのです。
(もちろん、おしゃれなデザインは企業内のモチベーションを上げ、
間接的に売上向上につながることもありますが、話が煩雑になるので今回はスルーします)

厳しいようですが、成果を上げられないデザイナーは、
「作れるだけのデザイナー」として生きていかなければいけなく、
近い将来仕事を他に奪われてしまうのです。

僕らデザイナーはいつ何時でも、成果に対して貪欲に向き合わなければいけないのです。


正解は誰にもわからない

では成果を上げるには、どうしたら良いでしょうか?

例えばりんごを栽培している農家さんから、
りんごを売るためにECサイトをつくりたいと相談を受けました。

りんごを一個でも多く売るために、どんなデザインが良いのか、
サイトに訪れた人にどう行動して貰えば良いのかを考えながら、
最適なデザインを考えていきます。

仮にコレだ!というデザインが出来上がったとしても、
そのデザインが正解かどうかはリリースしてみなければ誰にも分かりません。

実際にリリースしてみたら、反応がイマイチだったり、
買い物カゴに入れてからの離脱が多かったりと、
思うように成果が上がらないことも往々にしてあるはずです。

あくまで仮説を元にした上でデザインを作っているので、
蓋を開けてみなければ反応は分からないのです。

経験の長いデザイナーであれば、それまでの経験や知識から、
ある程度こうすれば売れるだろうという仮説立てをすることはできます。

ところが環境や状況、市場の動向によっては過去の経験や知識が通用しない場面も多々あります。

結局のところ「売るための正解なんて誰にもわからない」のです。


検証、改善を繰り返して正解に近づく

ではどうしたらよいのか?
答えは「検証・改善を繰り返しながら正解に近づけていく」ことです。

まずは仮説を立てるところから始まります。
ところがいきなり仮説を立てると言っても難しいはずです。

先ほどの例で行くと、まずは売りたいりんごがどんな風に作られているのか、
どんな特徴があるのかを知る必要がありますよね。

さらには収穫時期はいつなのか、売れるりんごは100個だけなのか?
りんごを1個売るといくら利益が出るのか?
りんごを育てて売るというビジネスモデルも理解する必要があります。

仮説を立てるためにはまず、顧客のことをしっかりと理解するところから始まるのです。
顧客の理解なしに仮説を立てると、成果から遠ざかってしまう可能性が高くなるのです。

仮説を立て、それをデザインに落とし込みリリースしたら、
その後に仮説が正しかったのかどうか検証を行い改善していきます。

この繰り返しを行いながら、正解に近づけていくのです。

そのため、仮説、検証、改善のスピードが求められます。


スピードを上げるためには迷わないこと

スピーディーなデザイン制作は仮説・検証・改善の速度を加速させます。
Aの仮説がだめならと、即座にBの仮説検証に移れます。

僕らデザイナーが制作スピードを上げるためには、
迷いを極力減らす必要があります。

デザイン制作においては判断の連続です。

メインカラーは赤なのか、青なのか。
優しい写真が良いのか、かっこいい写真が良いのか。
フォントはゴシックが良いのか、明朝が良いのか。

制作のスピードを上げるためには、これらの判断時における迷いを減らす必要があります。


ビジネスモデルの理解とマーケティング知識

初めていく旅行先で道に迷うのは、
地理を理解していないため決断や行動をするのが難しくなるからです。

よって迷いは「情報不足」から生まれるのではないでしょうか。

デザインをする上でも、情報が満たされていれば迷いが少なくなるはずです。

想像してみてください。全部お任せでとデザインを作る時と、
ターゲットは30代男性と情報を与えられた上で作るデザインでは、
後者の方が迷いが少ないことが理解できるはずです。

では、デザイナーが必要とする情報とは具体的にどんなものでしょうか。
それはクライアントのビジネスモデルの理解とマーケティング知識です。


ビジネスモデル・・・

●クライアントのターゲット市場や顧客層は何か?
●提供する商品やサービスの特徴、価格設定、どこで販売されているか(販売チャネル)?
●主要な競合企業や製品、それらの特徴は?
●売上の主要な源は何か?商品が1個売れたらいくらの利益になるのか?
●企業や製品が目指しているブランドイメージやポジションはどこなのか?


マーケティングの知識・・・

●クライアントが採用しているマーケティン手法はどんなものか?またそれがどんな役割を果たすのか?
●SEOの知識(狙うべきキーワードはどんなものか?)
●キャンペーンであれば達成しようとしている目標はどんなものか?
●ターゲットとなる顧客の購入行動、嗜好、問題点は何か?

これらの情報を持ち合わせておくことで、デザイン制作における迷いを格段に減らすことができます。
さらには成果を上げるための精度の高いデザインを作ることにもつながるのです。

「クライアント、その先のお客さんの顔が見えているのか?」
という問いを常に自分に投げかけながらデザインに向き合うべきです。

今日は「デザイナーにはマーケティング視点が必要」というテーマでお話をさせていただきました。

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