UPDATE:2023.8.4
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「らしさ」を貫いている人
妹の自慢をさせてください。
私の2つ下の妹は、バスケットボールクラブの指導者をしています。
今は自分が主催する社会体育チームのほか、中学部活の外部コーチを兼任しています。
以前は母校で強豪校のチームで教えていたのですが、
まだ実績もなく若い指導者・・他校のベテランコーチからは舐められたり、
とても辛い思いをすることがあったりしてパワハラ気質の残る既得権益や
プレイヤーが駒のように扱われ主体性が育たない今の指導方針に疑問を感じていた妹。
圧力に耐えかね一時はバスケの指導から離れることに・・
しかし、妹を慕ってくれる生徒や保護者、他チームのコーチたちから
今度は中学部活の外部コーチとしてまた指導してほしいとの声援を受けて、
さらに「プレイヤーが主体となって勝つことを考える」というコンセプトの自身のクラブチームを立ち上げ
指導者として返り咲くことになります。
それでも最初はやっぱり、まだ何者でもない妹に対する周囲の態度は冷ややかで
各方面にすごく気を使っていて大変そうだなと、私も思っていました。
いつも面倒ごとの渦中に巻き込まれ、ハズレくじばかり引いているように見えて少し苛立ちもしました。(放っておけばいいのにと)
何があっても信念だけは曲げずに実直に続ける姿を見ていました。
そんな中、
この度その中学部活のチームが全国大会に進出することになりました。
全国24校の中の1枠を勝ち取れたのです。これまでの紆余曲折を見てきただけに激アツな展開です。
もちろん、ここまで来るには選手の努力や関係者の協力が大きかったと思います。(みなさんここまでお疲れ様でした)
スポ根ドラマができそうですね。笑
たとえ周囲が認めてくれなくても、自分で自分を認めて信念を貫いてここまできた姿に
そして、彼女を支持してついてきてくれた人たちがいたことに
とても勇気をもらい、我が妹ながらかっこいいなと思いました。
かわいさ余って憎さ100倍の妹、自慢はこれが最初で最後です笑
全国大会ではどこまで勝ち進めるのかわかりませんが、陰ながら見守りたいと思います。
自分自身を認め、「らしさ」を貫くのは難しいことで、
誰もが理想の自分に近づくために戦って、好きになろうともがいています。
アプリコットの複合施設、tone villageは、
「らしさ」を貫いて輝いている人を増やしていきたいという思いで活動しています。
自分「らしさ」がよくわからない時、ここへ調子を整えにきてください。