UPDATE:2017.10.12
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- 仕事のこと信州ファームデザイン
ネットだけでは知れない。ネットでしか知れない。
こんにちは、たけうちです。ここのところ、いやしばらく、見ない日はないんです。
新聞を開けば(特に日経MJ)、ほぼ毎回目にするのがIOTの話題。
そして、ネットショップの話題。
新サービスやネットショップをめぐる小売業についての考察、新規出店の話題や地域別の顧客分析など。
内容は様々ですが、連日こうして目にしていると、日々はっとさせられます。
もちろん、ネットショップ担当として。
そして、世の中の人がどんどん便利な方向へと向かっているということについて。
そうですよね。今や買い物はネットで!という人が、7割はいる時代ですから。
わたし自身もネットでよく買い物しますし、
仕事でも「ネットショップ作りましょう!」って言ってますし、
ネットショップで売れるにはどうしたらいいか?すごく考えます。
でも。
このまま行ったら、世の中の実際に街にあるお店がどんどんなくなってしまうのでは…と心配になったりもします。
やっぱり人とふれあいながら買い物ができるお店がない世の中なんてイヤだ!と思うのはわたしだけじゃないはず。
アプリコットたちのブログにもありますが、先日私たちはサンプロマルシェというイベントに信州ファームデザインとして参加させて頂きました。
実際に生産者の皆さんと一緒になって接客をしてみて、
改めて対面販売の良さを知ることができましたし、店頭販売ならではの雰囲気を味わうことができました。
店先で、作った人とお話しできて、買い物ができる。
食の安心が問われるご時世に、これ以上の安心感や満足感ってやっぱりないのかも、と楽しそうにお買い物されているお客さんを見て思いました。
そして、ただ「買う」という行為自体も、いつもとは違う特別な場所で買うことで、
その人にとってより特別な体験になるのかもな、とも思いました。
実店舗とネットショップ。
それぞれの在り方について、いろいろな見方があると思いますが、それぞれがうまく共存できる世の中がやっぱりいいなぁと思います。
店頭は店頭でしかできない体験を売りながら、
ネットはネットでしか知り得ないことを知れる場所でありたい。
やっぱり情報量の多さや告知の広さで言ったら、ネットには勝てません。
信州ファームデザインもそれぞれの良さを活かしながら、少しずつ進化していけたらと思います◎
それでは!