UPDATE:2017.6.1
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なぜ枚数が少ないと高くなるのか
夏になってくると文化祭や夏祭りなど、楽しいイベントが増えてくると同時に「オリジナルTシャツを作りたい!」という方も増えていくのではないでしょうか?
オリジナルTシャツをみんなで着る事で、自分たちだけのものをみんなで着ているという意識から
団結力がUPし、イベントがさらに盛り上がります。
せっかくのオリジナルなのでデザインにはとことんこだわりたい!という方も多いと思いますが、
もちろん、こだわればこだわるほどかかるコストも上がります。
オリジナルで作る場合はどうしても限界があることがあるので、気をつけなければならない点を考えてみました。
1.枚数が少ないと高くなる。 これは当たり前のことのなのですが、枚数が増えれば単価が安くなりますが、少なくなると単価は上がります。
これってどういうことなの?と言いますと、版代が関係しています。
Tシャツのプリント方法でまず一般的なのが「シルクスクリーンプリント」という方法です。
耐久性もあり、多くの枚数をスピーディーにプリントできる方法です。
このシルクスクリーンプリントでは、デザインをTシャツにプリントするための「版」というものをつくります。
この版代を枚数分で割って、一枚の金額に乗せているということが多いです。たとえば
例題1 よしこさんは35人いるクラスでオリジナルTシャツを作りたいと思いプリント屋さんにお願いしたところ
「版代は一式10000円ですね」と言われました。そうすると一人当たりの版代はいくらでしょう?
版代10,000円 ÷ 35人 = 285円 (小数点以下切り捨てとして)
例題2 太郎くんは友達5人でオリジナルTシャツを作りたいと思いプリント屋さんにお願いしたところ
「版代は一式10000円ですね」と言われました。そうすると一人当たりの版代はいくらでしょう?
版代10,000円 ÷ 5人 = 2000円
このように、一人当たりの版代が高くなるわけです。この版代に加え、プリント代、Tシャツ本体代(ボディ代)などもろもろが含まれていき、
単価がどんどん高くなっていきます。さらに、
「デザインを2色プリントにしたいなー」
という場合や
「デザインを左胸と背面と2箇所にしたいなー」
という場合は、版がもう一つ必要になってきますので、10000×2で版代が20000円になることになります。
もちろん、「版代は少量注文でも安くしてます!」というところもありますが、基本的にはこういうことなんです。
数量が少ない場合には、版を使わないプリント方法などもありますので、枚数やデザインによってプリント方法を
変えていきましょう。