UPDATE:2024.2.13
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“らしさ溢れる写真”を撮影するために・・撮影準備は徹底的に!〈後編〉
こんにちは!この記事では、金沢製菓調理専門学校様の写真撮影の事例をもとに
“らしさ溢れる写真”を撮影するために具体的にどういった事前準備をしておくと良いのか をお伝えします。
前編記事は↓からぜひご覧いただけると嬉しいです^^
“らしさ溢れる写真”を撮影するために・・撮影準備は徹底的に!〈前編〉
前編では、「想定カット表」と「香盤表」の作成についてお話ししました。
想定カット表と香盤表を細かく組んでおけば大体の撮影が円滑に進むと思いますが・・・
あともう一踏ん張り!!!!!!
想定カット表と香盤表の作成に加えて、準備段階で行なっておくと良いことを以下にまとめます。
被写体の服装も考えておこう!
意外と忘れがちなのが撮影当日の被写体の服装について。金沢製菓調理専門学校様の場合は、学校のユニフォームを着用して撮影だったのですが、
例えば「カフェでお客様がコーヒーを飲んでいる写真」「ホワイトボードを使ってプレゼンをしている女性の写真」
などを撮影する場合、被写体がブランドや企業イメージから外れた洋服を身にまとっていた場合
”らしさ溢れる写真”は撮れないですよね。。
ブランドイメージをきちんと演出するためにも、被写体にどういった服装を着てもらうのがベストか まで考えておくことをおすすめいたします。
金沢製菓調理専門学校様の場合はユニフォーム着用でしたが、
予め服装におけるNG項目をお客様に確認するようにしていました。
ちなみに、お客様から挙げられたNG項目は以下です。
上記の情報を事前に把握していないと、
撮影後に「あ・・・マスクをつけたままの写真が多い、スカーフがついていない・・」など
せっかく綺麗に写真を撮れても使用できない、トホホ・・・
といった事態が起こってしまいます。
↓ちなみに服装・髪型チェック中の写真
ロケハンはできるだけやっておこう!
ロケハンとは「ロケーションハンティング」の略で、
撮影をする場所に実際に出向き、下見や下調べをすることを指します。
金沢製菓調理専門学校様の撮影では前日にロケハンを行う予定が
大雪の影響でロケハンをできなくなったため、少しヒヤヒヤしていました。。
本来であればロケハンで、
■ 学生さんの切り抜き用の写真を撮影する部屋はどれくらいの広さで、照明はどれくらい明るいのか?
(照明が少なく暗い部屋であれば、カメラマンさんに照明を持ってきてもらわねばならない)
■ 教室の移動はどれくらいかかるのか?(効率の良い移動経路を探る)
■ 靴が実習靴になっているか確認
■ 被写体となる学生さんの雰囲気
■ 各撮影部屋の撮影スポット探し(映えそうな場所をあらかじめ目星をつけておく)
などなど、撮影当日に上記のようなチェックをしていると
撮影時間が短くなってしまうので、できれば事前にロケハンで確認しておくのがベターです。
特に自然光を活用したい商品の物撮り撮影などは、立地や時間帯によって光の差し方が変わってくるので
必ずロケハンを行うことをおすすめします・・!
以上、長々となりましたが
金沢製菓調理製菓専門学校様を事例に、弊社が撮影準備で気をつけていること
をまとめてみました◎
繰り返しになりますが、
「写真ひとつで選ばれる時代」といっても過言はない現代。
ブランドや企業独自の世界観を写真におさめるためには徹底的な準備が必要不可欠です。
弊社では撮影のご依頼も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ^^
それではまた!
■ ユニフォームから私服の袖や襟などが見えている
■ ヘアゴムを手首につけている
■ ユニフォーム着用中のピアスは外す
■ 明るすぎる髪色
■ ひげ
■ ボタンが空いている
■ スカーフをつけていない
■ 帽子をかぶっていない
■ 撮影時はマスクを外してもらう!
その他チェック項目
■ ポケットにスマホや財布が入っていたら出してもらう
■ ポケットにボールペンが刺さっていたら外してもらう
■ 靴が実習靴になっているか確認
■ ユニフォーム着用時は、長髪は結ぶ
■ タートルネックが首元から見えている場合は中に入れ込む