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あの時の「ついで買い」は仕組まれていた!?
UPDATE : 2022.01.06
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- Tsukiyama

Tsukiyama
正月早々、本屋に立ち寄ったツキヤマ。
農業の月刊誌だけを購入する目的だったのに、
気づけば他ジャンルの本も買い込んでしまっていました・・・※後悔はしていない
最初はそんなつもりではなかったのに、
目的のものを手に入れて安心したとたん、
ついつい目的外のものにも手を伸ばしてしまう体験ありませんか??
ツキヤマはアウトドアショップで販売員経験があります。
レインウェアを購入するために来店されたお客さんに、
撥水力を保つスプレーや、専用の洗剤などのメンテナンス商品を勧めると、
それはそれは高い確率で「ついで買い」をしていただけました。
レインウェア購入という目的が達成された瞬間、
「どうせならこれも一緒に買ってしまおうかな・・・」と思ってもらえたわけですね。
実際、単品でこれらのメンテナンス商品を買う人がいなかったわけではありませんが、
ほとんどが「ついで買い」の対象商品でした。
これを行動心理学ではテンション・リダクション効果と呼びます。
WEB上のショッピングでは、
このテンション・リダクション効果を利用して「ついで買い」を促し、
客単価を上げる施策が数々あります。
例えば、購入後に届くサンクスメールにキャンペーンの広告を入れたり、
amazonであれば「この商品を買った人はこんな商品も買っています」というレコメンド機能など。
前提としてWEB上で商品を販売するときには、
客単価を上げられる商品をラインナップに揃えることが大事。
農家さんの農産物販売サイトであれば、ギフト用の商品や有償ラッピングサービス。
家庭用の栽培キットもオモシロイかもしれませんね!
ただこの時、決して商品に限らなくても良いと思います。
WEB上のコンテンツを見てもらうのでも同じこと。
たとえば、
「Youtubeはじめました!チャンネル登録よろしくおねがいします!」だとか、
「農家秘伝のおいしい調理方法をインスタで配信中!」とサンクスメールに記載して
次の行動を促すことも効果的。ファンづくりに役立ちます。
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もしご自身でオンラインショップを開店するのであれば、取り入れたい効果ですよね。
今回はそんなテンション・リダクション効果のご紹介でした!
WEBってオモシロイ!