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採用戦略・採用ブランディング 2025.10.15 READING TIME / 約3分

採用でミッションやビジョンを伝えても人は集まらない

WRITER
Nakamura Hiroki クリエイティブディレクター / 代表取締役
Nakamura Hiroki

クリエイティブディレクター / 代表取締役。ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング認定コンサルタント/WEBデザイン技能士/WEBマーケティング検定/ネットショップ実務士。

採用でミッションやビジョンを伝えても人は集まらない

どうも、中村です!

「うちの会社、ミッションやビジョンをしっかり発信してるのに、なかなか良い人が採用できないんです」という相談を受けます。

確かに、採用において“想い”や“理念”を打ち出すことは大事です。でも、それだけでミスマッチが減るかというと…実は、そうでもないんですよね。

なぜなのか?

結論から言うと、言葉が抽象的すぎると、どんな人にも当てはまるように見えてしまって、結局“誰の心にも響かない”からです。

抽象的な言葉の落とし穴

たとえば「世界を変える」「すべての人に感動を」「日本一のサービスを目指す」「地域から必要とされる会社になる」みたいなミッション。どれも素晴らしい言葉です。でも、どの会社でも使えそうじゃないですか?

こういう表現は、“正解っぽい”からこそ、差別化にはならないんです。

そして求職者の立場からすると、「いい会社そうだけど、自分に合うのかどうかは分からない」という状態に陥ります。これがミスマッチの原因です。

会社の“仕方”が伝わっていない

僕はよく、「会社のやり方=“仕方”を伝えよう」と言います。

たとえば、「うちはスピード重視で、60点でもまず出して改善していくスタイル」と言えば、慎重派の人は向いてないと分かります。

逆に「時間がかかっても、100点を目指す文化」と発信すれば、それに共感する人が集まる。

つまり、理念よりも、その理念を“どうやって実践しているか”を具体的に伝えることが大事なんです。

例えば

「クリエイティブで社会に貢献する」というビジョンを掲げている制作会社があります。でも、実際には「徹底的なヒアリング」「地道な改善」「継続的なサポート」が強みの会社。

その場合、「1案件平均3ヶ月以上の長期支援」「お客様とは週1の定例会を行う」など、日々の仕事の進め方を細かく書きます。このように“会社の仕方”を伝えることによって、相性の良い人だけが集まってくれるようになり、ミスマッチが減少するはずです。

何を発信すれば良いか分からないときは…

こんな視点で言葉を見直してみてください。

「うちの会社は、どんなスピード感で動いてる?」
「どんな価値観の人が活躍してる?」
「1日の仕事の流れを追うと、どんなスタイル?」
「メンバー間のコミュニケーションはどうしてる?」

これらを具体的に書くだけで、理念やビジョンが“現場の言葉”に変わり、ぐっと伝わりやすくなります。

抽象的な言葉は悪じゃない。でも…

もちろん、「ミッション」や「ビジョン」が悪いわけじゃありません。大きな方向性を示すものとしては必要不可欠です。

でも、それだけでは伝わらない。だからこそ、「私たちの会社は、こういうやり方で、この想いを実現しています」と具体的に伝えることが大切です。

ミッションやビジョンを発信してるのに人が来ない…というときは、一度その言葉が「誰にでも当てはまるような言葉」になっていないか、見直してみてください。

“理念を語る”だけじゃなく、“仕方を語る”。これが、ミスマッチを防ぎ、あなたの会社に本当に合う人を引き寄せるカギになります。

それでは、また!

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