UPDATE:2023.10.4
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チームのリーダーになった時にやるべきこと
こんにちは、コーヒーをこぼしてしまい、着ていた白シャツがコーヒー色に染まった中村です!
今日は「チームのリーダーになった時にやるべきこと」というお話です。
・・・
リーダーになったらまずチームの目指すべき目標を決めます。
そして、目指すべき目標に対して、
現状足りていない部分=課題をピックアップします。
ところが、課題に対してどうすべきかを話し合うチームミーティングの場で、
改善案に対する反発が起こる場合も往々にしてあります。
リーダー
「課題を解決するために、○○の仕組みに変えたら良いと思うんだけどどうでしょうか?」
メンバー
「いや、これこれこうだからできないと思います!」
リーダー
「では妥協して○○のような仕組みはどうだろう?」
メンバー
「そもそも、○○だし○○だから無理だと思います!」
・・・沈黙
みたいな場面をよく見かけます。
できない理由を見つけるのは人間の得意技です。
変化やリスクをとりたくないという防衛反応が働くのは、
至って「人間らしい」行動であると思います。
ただビジネスにおいては笑って容認することはできません。
できる理由を探せない、自分が納得した時だけ決定に従うといった、
わがままで受動的な思考をもった人がメンバーにいるとチームは完全に機能しないからです。
できない理由を探す行為の本質には、失敗に対する恐怖や能力不足、
そもそも仕事に対するモチベーションが低いなど当人の問題もありますが、
チーム内の環境(雰囲気・文化)を変えたり、マネジメントの方法を変えたりすることにより、
改善される場合もあると思います。
例えば失敗に対して罰したり責め立てたりする文化や、
新しいアイデアや変更を受け入れない閉鎖的な文化が存在すると、
防衛本能が働き、できない理由を探すメンバーが増殖してしまいます。
またチーム内のコミュニケーションが不足していると、
チームの誤解や不信感が募り、できない理由を言い合うチームになってしまいます。
なのでリーダーがまずやるべきは、チーム内のポジティブな雰囲気づくりと、
密なコミュニケーションをとりメンバーのことを知ることから始めることをおすすめします。