UPDATE:2023.10.13
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タスクブレイクダウンを、カレー作りに例えてみた。
こんにちは!新卒で入社した会社で、上司から
「君はタスクブレイクダウンが下手くそだ!!!」と叱られたことがあります。
今思うと、当時はやるべきことがたくさんあるのに何をやったらいいかわからん状態で
スケジュールが遅延したり、お客様の要望に全く添えていなかったり・・
など、タスクを細分化して整理するのが本当に苦手だったなあ・・とふと思い出しました。
今でもタスクブレイクダウンは得意ではないのですが、以前よりはできるようになったので
「できるだけ解像度高くタスクを細分化するためのちょっとしたコツ」なるものをお話しします。
今回はあえてタスクブレイクダウンを「カレー作り」に例えてみました(笑)
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カレーをつくるためにタスクブレイクダウンをしてみてください。
まずは、Aパターン。
「カレーライスをつくる」というお題にそのまま沿ってシンプルにタスクを洗い出しました。
・レシピを調べる
・じゃがいも・にんじんなど購入する材料を洗い出す
・調理工程を洗い出す
・盛り付けを考える
などなど、カレーをつくるためのタスクを淡々と洗い出しました。
次に、Bパターン。
「カレーライスをつくる」というお題について深掘りしてから、タスクを洗い出しました。
①「カレーライスをつくる」というお題についての深掘り
・誰にカレーを作るの? → 息子と同じクラスの友達で、10歳の子供6人
・なぜカレーを作るの? →6人のうちの1人の女の子の誕生日パーティーで、その女の子がカレー好きだから
・友達みんな、家にくるのは初めて
②タスクの洗い出し
・まずは息子に友達の名前やみんなの好みを聞かなくちゃ
・誕生日の女の子の好きなものも息子にヒアリング
・家を掃除して飾りつけをしなくちゃ
・サプライズのタイミングを決めなくちゃ
・甘口のカレールウを買わなくちゃ
などなど、「カレーライス」をつくるためのタスクだけでなく、
カレーライスをつくることになった背景までを汲み取った、より解像度の高いタスクブレイクダウンができました。
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何が言いたいかというと、おそらく社会人1年目のわたしはAパターンのように
お客様や上司からのお題に沿ってそのままタスクを整理していたので
結果、お客様が本当に求める成果を出せなかったのだと思います…
ディレクターはたくさんの案件を同時に回していかねばならず
解像度の高いタスクブレイクダウンのスキルが求められます。
ただ言われたお題からシンプルにタスクを整理するのでなく、
そのお題が出てきた背景(目的やターゲットなど)も含めて整理していくことが非常に重要です。
わたしもタスクブレイクダウンのスキルをもっと磨けるよう、
そしてお客様が本当に求める成果を出していけるよう、頑張ってまいります!!!
ではまた^^