ロゴ制作、どう進める?後悔しないための2つの選び方と考え方
DATE . 2025.10.09
Category : ブランディング

Creative Director
株式会社アプリコットデザイン 代表
ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング認定コンサルタント/WEBデザイン技能士/WEBマーケティング検定/ネットショップ実務士
DATE . 2025.10.09
Category : ブランディング
Creative Director
株式会社アプリコットデザイン 代表
ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング認定コンサルタント/WEBデザイン技能士/WEBマーケティング検定/ネットショップ実務士
どうも、中村です!
今日は「ロゴ制作の進め方」についてお話しします。
企業やお店の顔とも言えるロゴ。名刺やホームページ、看板など、あらゆる場面で登場するため、一度作ったら長く付き合っていくものです。だからこそ、「どう進めるか」はとても重要。ですが、実際には「コンペで複数案を集めたほうがいいの?」「信頼できる制作会社にお願いするべき?」と悩む方が多いのも事実です。
今回は、ロゴ制作の代表的な2つの進め方と、それぞれに向いている考え方、そして僕たちアプリコットデザインが行っているアプローチについて、わかりやすくご紹介します。
ロゴ制作には主に以下の2つの方法があります。
●コンペ形式(複数案を募る)
●制作会社を1社選び、伴走してもらう
どちらが良い・悪いという話ではなく、「どんな目的でロゴを作るのか」によって選ぶべき進め方が変わります。
「とにかく見た目の良いロゴが欲しい」「たくさんのデザイン案から選びたい」という方には、コンペ形式が向いています。
最近ではクラウドソーシングサイトなどを活用して、短期間で数十案のロゴ案を集めることもできます。多くのデザイナーがアイデアを出すため、バリエーションが豊富で、比較検討がしやすいのが特徴です。
ただし注意点もあります。限られた情報の中で作られたロゴは、見た目は良くても「会社の想い」や「ビジョン」が反映されていないことが多いです。結果として、「なんとなく気に入って採用したけど、時間が経つとしっくりこない…」ということも起こりがちです。
一方で、「自社の想いや背景をきちんとロゴに込めたい」「ロゴができるまでの過程も大切にしたい」という方には、信頼できる制作会社に1社で依頼する進め方がオススメです。
これは単なる制作依頼ではなく、会社の価値観や未来のビジョンを深く掘り下げながら、一緒にロゴを育てていくようなプロセスになります。まさにブランディングの一環としてロゴ制作を捉える考え方です。
この方法では、制作に時間はかかりますが、「なぜこのロゴなのか?」を語れるようになります。そして、社員やお客様にとっても愛着の湧くロゴになるケースが多いです。
ちなみに最近では、あえてコンペには参加しない制作会社も増えてきました。特に「ただ作るだけではなく、会社の根幹を一緒に考える」ことを大事にしている会社ほど、そういった傾向があります。
アプリコットデザインもその一つです。僕たちは、単に見た目が良いロゴを作ることを目的にしていません。
僕たちがロゴを作る時は、6ヶ月間のワークショップを通じて、企業の“らしさ”を一緒に発見していきます。
●なぜこの会社を立ち上げたのか?
●どんな価値観を大切にしているか?
●これからどんな未来を描いていきたいのか?●
こういった話を丁寧にヒアリングしながら、言語化し、可視化していきます。その過程を経て完成したロゴは、ただのマークではなく、会社の哲学や存在意義を表すシンボルになります。
完成したロゴを見た時に、「これがうちのロゴです」と胸を張って言えること。それが僕たちのゴールです。
ロゴを見るとき、ついデザインのカッコよさに目がいきますが、大切なのは「背景にある想い」です。会社のロゴは、ブランドの核となる要素。そこに込められた想いや物語があるからこそ、人の心に残るロゴになります。
時間がかかっても、少し遠回りに思えても、「自分たちにしか作れないロゴ」を作ることが、これからのブランドづくりには欠かせません。
ロゴの進め方に正解はありません。
でも、もしあなたが「会社のこれからを大切にしたい」「人の心に残るロゴを作りたい」と思うなら、ぜひプロセスに重きを置く方法を検討してみてください。
そのロゴが、あなたの会社の誇りとなり、未来をつくる旗印になることを願って。
それでは、また!
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Written by : Nakamura Hiroki
Category : ブランディング
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Category : アクセス解析・サイト改善 / ブランディング