人が変われば、空気が変わる。カフェ運営に学ぶ組織の現実。
DATE . 2025.09.24
Category : 自社プロジェクト

Creative Director
株式会社アプリコットデザイン 代表
ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング認定コンサルタント/WEBデザイン技能士/WEBマーケティング検定/ネットショップ実務士
DATE . 2025.09.24
Category : 自社プロジェクト
Creative Director
株式会社アプリコットデザイン 代表
ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング認定コンサルタント/WEBデザイン技能士/WEBマーケティング検定/ネットショップ実務士
どうも、中村です!
アプリコットデザインでは「tone cafe(トーンカフェ)」というカフェの運営も行っています。
カフェを始めてから、気づけば2年以上。正直に言って、カフェの運営って本当に難しいと感じています。日々のオペレーション、スタッフマネジメント、季節ごとのメニュー開発、そして集客……。次から次へと課題が押し寄せてきます。
よく言われる「飲食店の3年以内の廃業率70%」という数字、今では心から納得しています。数字以上のリアルな大変さを日々感じています。
それでもtone cafeが何とか続いているのは、カフェ単体で運営しているわけではないからです。施設内では定期的にワークショップを開催し、ドッグサロンやネイルサロンも併設しており、カフェ単体では難しい運営を多角的に支えてくれています。
そんなカフェ運営の難しさについては、また別の機会にお話ししたいと思っていますが、今日は「人が変わるとお店や会社が変わる」ということについて、書いてみたいと思います。
数ヶ月前、tone cafeの店長が変わりました。
以前の店長は、強いリーダーシップを持ち、ぐいぐいとチームを引っ張るタイプ。専門性も高く、そのスキルと情熱でお店を支えてくれていました。
ところが、現在の店長に変わってから、店の空気感が明らかに変わったんです。もちろん、良い意味です。
以前は、サッカーでいうところの“ワントップ”。店長が中心となって全体を牽引するスタイルでした。
今は“全員サッカー”。スタッフ一人ひとりが自主的に考えて動くようになり、お店全体で「良くしていこう」というムードが生まれています。その変化が、売上やリピート率といった数字にも、しっかりと表れてきています。
もちろん、どちらのスタイルが良い・悪いという話ではありません。けれど、組織って「人が変わると、本当に変わるんだな」と改めて実感しています。
企業にとって「人」というのは、単なるリソースではなく、空気をつくり、文化をつくり、成果をつくる“エネルギー”そのものなのかもしれません。
僕も、これまで「戦略」や「仕組み」ばかりに目を向けがちでしたが、改めて“誰とやるか”の大切さに気づかされています。
それでは、また!