UPDATE:2023.12.18
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消費者に納得される値上げをしよう
こんにちは、中村です!マーケティングにおいて最も即効性があるのが「価格を下げる」ことです。
競合の販売価格よりも価格を下げればシンプルに売れます。
ところが、価格を下げてしまうと利幅が小さくなるので、
よりたくさん売らなければいけません。
今日も、明日も、明後日も、大量に売ることで、
やっと生計が成り立つのです。
そうなると忙しいけど身入りが少なく、
体力と精神力が削られ続けます。
心に余裕がなくなると、良い商品やサービスの提供ができなくなり、
商品やサービスの品質が落ち、さらに価格を下げなくてはいけなくなり、もっと余裕がなくなります。
安売りはサービス提供者、購入する消費者どちらにとっても良くないのです。
だから価格は無闇に下げないようにしたいものです。
価格の上げ下げはコントロールしやすいと思うのですが、
一番怖いのは知らずに安売りしてしまっている事。
商品やサービスの価値を安く見積もりすぎて、
本来いただけるはずの対価が得られていない状態は、安売りしているも同然です。
価値に対して適正な価格を見定め、
現在の価格が低いようであれば適正な価格に値上げする必要があります。
その時に、ただ値上げしましたでは消費者は納得しないので、
納得する理由=ベネフィットをきちんと提示したいものですね。
アプリコットデザインで行っているブランディングは、
価格を上げたいという場面においても役立てていただけます。
自社の提供できる価値を再認識していただき、
消費者に対して伝わる形で言語化していくのでおすすめです。
消費者に納得される値上げをするために、社内においては自分たちの価値を明確にし、
社外にはそれらの価値を消費者目線となり伝えていく必要があります。
安売りしていても誰もしあわせになれないので、
適正な価格で商品サービスを提供できるようにしていきたいですね!
それではまた!