UPDATE:2023.11.8
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Webサイトのアニメーションは ”かっこよくする” ためだけではない!
こんにちは^^Web制作の際にお客様から、
結論、もちろんインパクトのあるかっこいいアニメーションを実装することは可能ですが
「インパクトのあるかっこいいアニメーションを取り入れる目的」 を一度きちんと考えてみることをおすすめいたします。
アニメーションはあくまでも、サイトが目指すべき目的を果たすための補完的な役割。
サイトの目的には、認知度の向上や売上拡大、新規顧客の獲得など様々なものがありますが、
いずれの目的にしても “ユーザーにどれだけサイトを見てもらえるか” が課題になります。
つまり、アニメーションを取り入れる場合も、「ユーザーにとって有益かどうか」を
きちんとユーザー目線でジャッジすることが大切です。
正直なところ、、、、私も入社して最初の頃のプロジェクトは「アニメーション = サイトをかっこよくするもの」と認識していました。。。
なので、コーダーさんにアニメーションの相談をする時にも
とサイトをかっこよくすることを目的にアニメーションの実装を依頼していました。
だけど、、、ユーザー視点に立つと
■ サイトの表示速度が遅くて使いづらい
■ 動きが多くてどこを見たらいいかわからない(強調すべき情報に目線がいかなくなり、結果何を伝えたいのかピンとこない)
■ ページに遷移するたびにダイナミックな動きが目に入り、疲れる・・・
など、ユーザーにとっては不便でページ離脱が増え、「複数ページを回遊してもらう」「お問い合わせ数を増やす」という目的を達成できない、
つまり成果が出ない。。。。(これではだめだ…)
私に抜けていた視点は、ターゲットがどういったニーズをもっている人なのか? と、
ターゲットがサイトに入ってどういったアクションをとってもらいたいか? の2点 だと思います。
ニーズを正しく理解することで「どの情報を強調するとユーザーに刺さるのか」が整理できます。
そして、その強調したい情報をデザインだけでは伝えきれないと判断した際にアニメーションで補完する。
またターゲットにページを回遊してもらいたいのであれば、各ページのリンクボタンに何かしらクリックしたくなるようなアニメーションをつける
など、どういったアクションを狙うかを正しく整理することで、求めるアクションに沿ったアニメーションを検討することができます。
弊社代表の中村さんが仰っているように、わたしたちはただ意匠性に優れたデザインをするのでなく
成果に繋げられるデザインを設計していかねばなりません。
なので、アニメーションの実装においても「かっこいい」という意匠性だけでお客様に提案してはいけないなと思っています。
あくまでサイトに来たユーザーは何を求め、どういったアクションを起こしてもらいたいのか
(複数ページを回遊してもらいたい・お問い合わせボタンをクリックしてもらいたいなど)
を前提とし、そのアクションを決して邪魔せず補完するためのアニメーションをご提案できるよう精進します!!
↓中村さんの記事「意匠性だけでは課題は解決できない」をご覧くださいm(_ _)m
10年目の決意表明!私たちは何者なのか?
ではまた◎
「このあしらいに動きをつけたいです!」
「ページ遷移する際にはこういう動きをつけたいです!」