UPDATE:2024.6.10
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tone village2年目にして思うこと。
こんにちは、中村です!tone villageがオープンしてから、もうすぐ1年が経ちます。
たくさんの方にお越しいただき、本当に嬉しい限りです。
オープン当初は、とにかくバタバタで、右も左も分からない状態でスタートしていました。
そこから、あっという間に1年が過ぎたなぁと感じています。
オープンしたてのころは、平日の駐車場も空いていましたが、今では平日でもたくさんの車が停まっていて、
たくさんの人に来てもらえる場所になったことを実感しています。
最近は通常のオペレーションにも慣れ、スタッフ一同、
お客さんにもっと喜んでもらえるように、日々新しいアイデアを考え、頑張っています。
こうしてやってこれたのも、tone villageで働くスタッフあってこそ。
みんなみんな、1年前に比べて飛躍的に成長しているなぁと実感しています。
tone villageのホームページにアップされている、
店長座談会もぜひご覧ください。
https://tone-village.com/tone-magazine/tone-magazine-2703/
そして運営側も1年間、本当にがんばってくれました。
もがきながら前へ進もうとしているくうちゃん
運営のくうちゃんは、入社して1年、tone villageと一緒に成長してきました。入社2年目の目標|tone village運営編
本来はアプリコットデザインのディレクターとして入社してもらう予定でしたが、
ちょうどそのタイミングでtone villageがオープンすることになりました。
そのため、自然とtone villageの運営スタッフとして活躍することになったんです。
オープン時にはカフェを手伝ったり、店舗間を忙しく動き回ったりと、多岐にわたる仕事をしてもらいました。
そのため、本人も自分の本来の仕事が何だったのか少し混乱してしまうほど、さまざまなことに挑戦してもらいました。
本来ディレクター職で入社してもらった経緯があるので、
tone villageが落ち着いた時には、ディレクターとして仕事をして欲しいと考えた時もありました。
でも、人には輝ける場所があるもので。
その輝きの源泉は「わくわく」や「情熱」、「好き」といった感情から湧き出ることが多いと思います。
もがきながらも前に進もうとするその姿を見て、
彼女がディレクターとして働くことは、情熱や好奇心を摘み取ってしまうかもしれないと感じ、それは違うなと思ったんです。
だから、たとえ1mmでも彼女が輝ける可能性があるなら、そこを大切にしていこうと思いました。
そんな想いを持ち続けて過ごした1年でした。
今ではtone villageに欠かせない存在になっています。
悩むこともたくさんあるようですが、結果もしっかりと出しつつ、日々楽しそうに仕事をしてもらっています。
そんなくうちゃんが旗を振り、1周年のイベントとして、
感謝の気持ちを込めたノベルティを制作することになりました。
そこで、そのデザインを誰に依頼するかを検討していた際、
上田市でコンテナカフェ+solを運営されている仁科さんが良い!という意見が上がり、
トントン拍子でデザインを依頼させていただくことになりました。
案の定、とってもかわいいアイテムに仕上がりました。
そして、その際にくうちゃんが書いた仁科さんのインタビュー記事を見ていたら、
僕は涙目になってしまいました。
https://tone-village.com/tone-magazine/plus_sol/
「これからイラストレーターとしての発信をしていく決心がつきました」
この一文を見て、僕は救われた気持ちになりました。
時々、こんな大変なプロジェクトに、多くの人を巻き込んでしまって、
なんだか申し訳ないなと後ろめたさを感じることもあったからです。
tone villageのコンセプトは「それぞれのらしさ溢れる日常を」ですが、
そのコンセプトを必要としてくれている人がいることが分かり、
この道で間違いなかったんだなと自信が生まれました。
そして改めて、社内外問わず「自分らしく」生きれる人が一人でも増えたらいいなと思いました。
ピタッとハマった広報はち
tone villageのプロジェクトが始まったと同時に、コーダーから広報にポジションチェンジしたのがはち。彼女が今、「自分らしく」働けているかどうかは本人に聞かないとわからないのですが、
僕から見て間違いなく「彼女らしく」働いているなぁと思っています。
それだけ広報としての頭角をメキメキと現しているってことです。
周りへの配慮や洞察力・観察力、リスク管理、文章の作成能力など、
僕にないものばかりを持っていて、その仕事っぷりに心からリスペクトしています。
会社の強みやアピールポイントは、経営者が誰よりも理解しているものです。
特に中小企業においては広報がそれを代弁できるかどうかが重要になります。
はちは一生懸命、会社の強みやアピールポイントなどを咀嚼し、
社会とのつながりを見つけ伝えようとしてくれています。
最近では僕がずっと言語化できなかったことをクリアにしてくれました。
それによって僕の視界は大きく開き、不安が軽減されたような気がします。
二人とも、tone villageと一緒に成長したなと思う1年間でした。
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「誰かの役に立ちたい」という思いから始まったアプリコットデザイン。
「誰かの」とは誰だよ!とか、「役に立ちたい」とはどんな役に立つことなんだ!と
ツッコミ満載のものすごい抽象的な言葉ではありました。
でも、いろいろと取り組みをしてきた中で、
最近ではこの言葉がより具体的になってきたなと実感しています。
「前へ進みたい」と思っている人にそっときっかけを差し出し、
「このままでいいのかな」と悩んでいる人にはそっと選択肢を手渡せるような存在でありたい。
そして迷い立ち止まった時に、いつでも帰って来れる場所(人)、
心の支えとなれるような場所(人)になれたらいいなと。
さて、tone villageも2年目に入ります。
今年はより一層、コンセプトを体現すべく、さまざまな取り組みを行っていきたいと思います。
tone villageは基本BtoCですが、「前へ進みたい」と願うのは企業も同じです。
BtoBだろうがCだろうが、垣根なく、全ての「前へ進みたい」という方の背中をそっと押せるような場所を目指して。