アイディアの種、落ちてます。

UPDATE：2017.2.8

CATEGORY: 仕事のこと

こんにちは、あるがです。

いいアイディアが浮かばない…。
どのお仕事でもぶつかる問題ですよね。
どんどんアイディアを生み出す人を見ると、才能の違いにしょぼくれてしまうのはわたしだけでしょうか…。

しかし！アイディアに必要なのは才能ではない！と思わせてくれた言葉がありました。

それは「アイディアは古い要素の新しい組み合わせ」という言葉。

どなたの言葉だったか忘れてしまいましたが、広告の仕事を始めたばかりの頃に出会った言葉です。
雑誌に載るような有名なデザイナーさんは、さぞかしアイディアが湯水のごとく溢れてくるのだろうと思っていましたが、ゼロから何かを生み出しているわけではなかったようです。
しかも、０を１にするより、１に２や３を足したり掛けたり引いたりする方がなんだか楽しいものが生まれるようです。

例えば…、

誰でも知ってる便利な「コロコロ」。
もともと粘着テープを作っていた会社さんが開発した商品です。
ガムテープで制服の埃を取る女性社員の姿を見てひらめいたんだとか。

雑貨屋さんでよく見かけるかわいい「マスキングテープ」も、もともと工業用として使われていた無地のマスキングテープをかわいくアレンジしたものです。
今では工業用というよりも、最初からかわいい雑貨の一員であったかのような存在感です。

最近で言えば、大ヒットソング（？）のアップルとペン、パイナップルとペンも組み合わせ技のアイディアですね。（多分…？）

どれも元々存在していたものに、今までとは違う役割やウキウキする要素を足した結果生まれたものです。
いつも使っているものやよく行く場所にもたくさんの「アイディアの種」が落ちていそうですね。