UPDATE:2023.12.18
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印刷物には欠かせない「校正」ってなんだ?
チラシやパンフレットを印刷する際、欠かせない工程が「校正」です。
【校正】とは、
原稿や原資料などとつき合わせて、
文字や図版の誤りと正すこと。
(新明解国語辞典より)
文章なんて、読めば間違いくらいすぐ見つかると思いきや。
意外と見過ごしてしまうのが人の目と脳。
たとえば、こちらの文章。
ひらがなばかりで読みづらいですが、
ぜひ、一読してみてください。
この文章は、イギリスの
ケンブリッジ大学の研究の結果
人間は文字を認識する時その
最初と最後の文字さえ合っていれば
順番は滅茶苦茶でもちゃんと読める
という研究に基づいてわざと文字の
順番を入れ替えてあります
と、読めたのではないでしょうか?
実際は、相当滅茶苦茶な文章ですが、
なぜかちゃんと読めてしまうのです。
人間の脳内変換能力恐るべし。
チラシやパンフレットなど、
文字を扱うときは入念に「校正」をします。
1文字ずつペンでチェックして、
声に出して読んで、原稿と照らし合わせます。
誤字脱字はないか?
間違った情報や誤解を与える表現ではないか?
原稿と同じ内容が入っているか?
などなど、間違いを念入りにチェックします。
何度見ても、不安になってしまう「校正」作業ですが、
「これだけ見たんだから大丈夫だ!」と言えるくらい
校正紙を真っ赤にしてから印刷所へデータを送ります。
(それでも不安ですが^^;)
「校正」は、一文字ずつ丁寧かつ
全体を見渡す広い視野を持って。
脳内変換に惑わされないよう、
本日も「校正」がんばります◎
ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その
さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる
という けゅきんう に もづいとて わざと もじの
じんばゅん を いかれえて あまりす