UPDATE:2021.4.15
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あつまれどうぶつの森(リアル)
皆さんはミーアキャットという動物はご存知ですか?南アフリカあたりに制作しているマングース科に属する小型動物です。
ライオンキングのティモンがミーアキャットです。
なぜか突然「ミーアキャットを見たいな」と思ったので、調べたところ
飯田市立動物園で見ることができるとのことで早速行ってきました。
飯田市立動物園は飯田市が運営管理している市の施設で、なんと入園料は無料です。
ですが無料とは思えないほどたくさんの動物をみることができるのでおすすめスポットです。
で、こちらがお目当てのミーアキャット
体重計に乗るところを撮影されたミーアキャット。
キャワイイ〜
予想以上に小さくて可愛かった。こちらのミーアキャット、全然展示室の方に出てきてくれなくて20分くらい展示場の前で出待ちをしてようやく出てきてくれました。笑
他の子たちは奥の休憩室?みたいなところでみんなで固まって寝ていました。
ミーアキャットの他にもお猿や鹿、馬、ヤギ、カモシカなどたくさんの動物がいました。
屍肉を食らうと言われるコンドル。昔々、チベット地域では、遺体を放置し、野鳥に食べさせる「鳥葬」という文化があったそうです。チベットのような寒冷地域の土が硬く、埋葬用の穴を掘るのが大変….かと言って、火葬するための薪を確保するのも困難であったため、鳥に食べてもらってきれいに遺体を処理する鳥葬が行われていたと言います。翼を広げた状態だと3mの大きさにもなり、こんなでかい鳥が屍肉を漁っているところを想像するだけでめちゃくちゃおっかないです。
ちなみに私の友人は「コンドルがケツに食いコンドル」というダジャレでいつも膝から崩れ落ちるほど大笑いします。
こちらはフラミンゴ。鮮やかなピンク色で美しいイメージのあるフラミンゴですが、実は結構強面。フラミンゴは エビや甲殻類などの餌の色素によってピンク色になっているそうで、ピンク色の色素を含まない餌ばかり食べているとだんだん色が薄くなっていくそうです。「より鮮やかなピンク色の男がモテる」というフラミンゴ界では色が薄くなってしまうと繁殖にも影響する大事件なので、動物園で飼育されているフラミンゴたちも色素が入った餌を食べているんだとか。
人間界にも「イケメン色素が濃くなる食事」があればいいんですけどね。
こちらはなんの動物かわかりますか?
この子はなんと白い狸なんです。アルビノと言われ、先天的にメラニンが欠乏する遺伝子を持っている狸です。
丸顔垂れ目の顔立ちのことを「狸顔」と言いますが、結構顔がキリッとしている子もいます。
神秘的な姿をしているアルビノの狸ですが色素が薄いため、紫外線や視力が弱い上に白い色が目立ってしまうため敵に狙われやすく、野生では生存しにくいとされているそうです。
狸に限らず、このような体の色が白い個体は「神の使い」と言われることがあります。その逆で黒い色の猫などは「縁起の悪いもの」として見られることが多く、体の色で「聖」「悪」つけるのはそれは人種差別ならぬ、獣種差別だなと思いました。ただ、動物を展示するということ自体人間のエゴであるのでは…と思うことがあり、生き物は皆平等と言いながらも、地球上のヒエラルキーは存在するんだなと実感しました。ちなみに、人間と猿の立場が逆転した「猿の惑星」という映画がありますが、そこでは人間の少女が檻に入れられて飼われていましたね。いろいろと考えさせられる映画でもあります。
と、ご紹介したとおり普段では見られない珍しい動物が無料で見られる機会ですので
ぜひ足を運んでみていただければと思います。