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企業ホームページや、サービス・商品サイトを開くと最初に目に入るキャッチコピー。
商品の概要や、メリットを短時間で伝え、サイトに興味をもってもらう役割があります。
この記事では、なぜキャッチコピーが必要とされ、作成の際に気をつけたいポイントについて解説します。
キャッチコピーの役割
キャッチコピーはユーザーの興味を「キャッチ」するコピーのことです。そのサービス・商品が何なのか、ユーザーにどのような価値を提供できるのか、
パッと読んだだけでわかってしまう魔法の言葉です!
ユーザーの興味を掻き立て、ウェブサイトを長い時間、よりたくさん閲覧してもらう役割を担っています。
わかり易い例でいうと、あなたが新鮮な魚を手に入れようと魚市場に行ったとき、
店主が無言の魚屋さんと、「活きの良い魚が揃ってるよ!!」と声をかけている魚屋さんだと、どちらに惹きつけられますか?
失敗例
そんなキャッチコピー、よくありがちな失敗例もあります。気をつけたいポイントです。
・ターゲットが定まっていないので、誰のココロにも響かない。
・USP(独自の強み)が含まれていないので、競合と同じようなことを言っている。
・価値があいまいで、人によって捉え方がブレてしまう。
・余計な情報を詰め込んでしまっている。
・テンポが悪かったり、読みにくい字の並び。
など。
効果的なキャッチコピーの作り方
まずはターゲットを明確にすること。 そのサービスや商品を求めている人が、どんな悩みや不満をいだき、何を望んでいる人なのかを明確にしましょう。独自の強み(USP)を入れる。 他社にない独自の魅力がなければ、自社が選ばれる理由はありません。そのままいけば、価格勝負のレッドオーシャンに飛び込むことになってしまいます。
自社のサービス・商品が、市場で他社より優位な評価軸を見つけ出しましょう。
価値は明確にしましょう。 めちゃくちゃ甘いスイートコーン! よりも、
糖度23度超え!シャインマスカットより甘いスイートコーン!
の方が気になりませんか?明確で具体的な方がイメージが付きやすいですよね。
情報の取捨選択。 焦りや思い入れがあるからこそ、説明的になってしまいがち。
ですが、キャッチコピーの役割はパッと見た瞬間に興味を惹きつけること。
サイトを訪れた人が、十分な興味がまだ湧いていない状態で、たくさんの文字情報を押し付けられても読む気にならないということです。
読みやすさ。 一文の中で漢字の比率が多い場合はひらがなに開いたり、
逆にひらがなが連続する場合は漢字や句読点を織り交ぜましょう。
また、文がズラズラと長かったり、逆に短すぎるのも考えものです。
20字程度か、長くても40字程度に収めたいところです。
奥が深いキャッチコピーの世界。
単にカッコつけるためのものなんかじゃありません。
キャッチコピーからサイトに興味を持ってもらい、ゆくゆくはユーザーからのお問い合わせや購入に結びつける。
そんな大事な機能がキャッチコピーにはあります。
サイトリニューアルの際は、合わせて見直してみてはいかがでしょうか?