UPDATE:2023.9.25
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大人の仕事は、大真面目に遊ぶこと。
現在デザイン会社に勤めているわたしですが、学生時代は、デザインのdeの字もない、理系100%人間でした。
化学(ばけがく)をこよなく愛し、今でも日用品の成分表を眺めてにんまりしています。
そんな化学好きのわたしですが、SFやファンタジーのような、
現実にはあり得ないと思える世界観も大好きです。
・・・・・・あり得ない世界?
さて、SFやファンタジーは、
本当にあり得ない世界なのでしょうか?
突然ですがみなさまは、小中学生に大人気の
物語の世界にある、あり得ないあれこれを、
現実世界の法則に当てはめるとどうなるか?を
大真面目に考えている本です。
たとえば、サンタクロースがたった一晩で
世界中の子どもたちにプレゼントを配るには・・・?とか。
空想科学読本では、
魔法や特別なチカラはなく、すべて現実の法則に従います。
サンタが配達すべき距離や制限時間から
トナカイソリの時速を出して・・・と
現実的すぎて非常におもしろいです笑
空想科学読本と同じく、空想科学研究所も存在します。
https://www.kusokagaku.co.jp/
空想科学研究所のサイトでは、
本に記載されてもおかしくない内容を無料で読むことができるので
いつもおトクな気持ちでウキウキと読んでいます^^
物語の世界を、科学的に検証するなんてバカバカしい。
そう思う人も、きっといるはず。
でも、ばかばかしいと思えることを、長年蓄積した知識と技術を使って
大人たちが全力で検証するって、わたしはサイコーだと思います。
むずかしいことを、簡単に伝える。
縁遠いと思っていた世界を、身近に感じさせる。
好奇心に従って、とことん探求する。
それらを全部、大人たちがただたのしそうにやってる。
それだけで、科学っておもしろい!と思う子が増えそうです。
学校の勉強なんて、なんの役に立つの?
つまんなーい、と思っていたこども時代のわたしにも
こんな大人たちとの出会いがあったらよかったなと思います。
さやさんのブログにあった、「大人も楽しめる」って言葉も、とってもステキですよね。
こどもの世界は、こどもだけのものではなく、逆も然りです。
大人も楽しめる絵本のお店『EHONS』のお話。
年齢も性別も、生まれも育ちも環境も、
何も気にすることなく、学んで育って大人になるのは難しい。
だからこそ、見本になれるような大人になりたいと思います。
「どうして毎日仕事をしてるの?」と、こどもたちに聞かれたら、
「たのしいからだよ^^」と、にっこり答えられたらサイコーですね。
大変なことも悩むこともたくさんある。
それでも大人はたのしいよ。
そう言える「大人の仕事」をしていきたいです◎
ヒーローは超音速で颯爽と飛んできて、サッカーボールはゴールネットを突き破り、
呪文を唱えると一瞬で昼と夜が入れ替わる……。
いずれも人間の想像力が生み出した夢のできごとですが、
一歩進んで「いったい何が起こっているのだろう?」
「本当にやったら、どうなるんだろう?」と考えてみると、
たちまち「科学」になります。マンガやアニメは、もっとも身近な科学への入り口です。
「人間の想像力が生み出した空想の世界」を
科学的に検証するために設立されたのが、空想科学研究所です。