UPDATE:2024.4.15
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制約があるからこそ伝わる情報
先日、ラジオで野球のナイター中継を聞きました。スポーツは、映像がないと楽しさ半減だなあ、
なんて、思いながら聞いていたのですが、
意外にも、とても楽しめました。
むしろ、ラジオの方がよいのでは?と思えるほどでした。
アナウンサーさんと解説の方が話をしている後ろで、
応援歌が賑やかに、でもちょっとだけトーンを落として響いていました。
たったそれだけの音で、スタジアムの活気が思い浮かんでワクワク。
「音しかない」制約のせいか、テレビで見るよりも、想像力を掻き立てられました。
そして試合が動いた瞬間!
「打ったぁーー!伸びる、伸びるぞ!!!入ったぁあああああああああああああ!!!」
…的なアナウンサーさんの大絶叫。
さっきまで落ち着いた声で話していた人が、豹変したのです。
もう臨場感たっぷりですよね笑。
「視覚」という最も強い情報を伝えられないラジオですが、
背後の音、声のメリハリ、話すテンポに話す内容…などなど
工夫いっぱいのナイター中継でした。
音だけでこんなに楽しめるとは、新発見です。
制約があるからこそ、伝わる情報があり、
制約があるからこその、楽しみ方がある。
そんな世界に、改めて気づいた夜でした。
広告販促にも、「制約」はつきものですが、
その制約があるからこそ、伝えられる想いがあります。
制約のない熱い想いを、存分にお伝えしたいですね。