UPDATE:2024.1.18
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見るだけでもたのしい「イラストの本」
お正月休みは、某古本屋さんのセールに店舗をはしごして挑みました。宮原です。GW・お盆などの連休にやっていることが多いので毎回チェックしては、母と兄と楽しんでいます。
だいたいマンガ単行本を目的にしていましたが、最近はデザインやイラストのヒントになる実用書を狙っています。
(古本屋さんばかりで買うわけではないですが…)
マンガもいいのですが、特別欲しい作品が現在ないのでおすすめあれば教えてください。
異能力バトル要素のある少年漫画がすきです。
実用書は当たり前なのですがヒントがものすごく多いので、読んでいると大変疲れるためちょっとずつ・・・ちょっとずつ・・・で読んでいます。
でも読む/読まないでかなり違うなぁと、最近は感じています。
学生のころはお金がなく買えなかったのもありますが、わざわざ本という媒体でヒントを吸収しなくてもいいと思っていました。
「紙の本を開いて読む」という行動が吸収効率を良くしている、そんな気がなんとなく個人的にしていて、
電子書籍を否定するとか嫌いなわけではないのですが、紙媒体の本がどうしても好きです。
デザインの本は正直に言うと吸収がむずかしいので、これがおすすめ!とは言えないのですが、、、細かく理解できていないので、説明するのが烏滸がましい・・・
イラストの技法書(?)はある程度読めたので、簡単な感想を添えてご紹介します。
「ごちゃごちゃ」した絵の描き方
単なる表紙買いです(笑)こういう絵が描けたら楽しいし、新しい魅力を付与できたらいいなと思って買いました。
単純で簡単めな手順で背景を描き込む技術が大変参考になりました。
巻末近くに小物の描き方の図鑑のような資料がついているのですが、見てるだけでかわいいので絵を描きたいモチベがちょっとアップします。そしてそれに引っ張られます…。
イラストレーターのための 現代ファッション大図鑑
等身高めでちょっとだけリアル寄りのイラストを描く時、服装に悩むなぁと感じていた時にSNSで見かけ、お店で実物を見つけたので購入。服のセンスがない・・・わけではないと思いたいのですが、「こういう雰囲気の人にしたいけど、どんな服が似合うだろう?」という場合にサッと索引から探せるのが面白くて、すてきです。
シンプルかつ、ややポップなテイストの絵でサンプルが描かれているので、パラパラと見ているだけでも楽しい本。
TIPS! 絵が描きたくなるヒント集
背景ワンドロのコツ(ワンドロ:制限時間・1時間でお題に沿って絵を描くチャレンジのこと)を発信されていたことで覚えていた著者さんの、tipsをまとめた本ということで気になっていました。冒頭のパースの話でかなり混乱してしまったので、まだあまり読み進められていないのですが、「光に透けるとものはこう見える、こういう色になる」など、写実的なお話をベースにしつつ、イラストに落とし込む技術がわかりやすく解説されていて、カラーイラストがめちゃくちゃ描きたくなります。
前述の「ごちゃごちゃした〜」の本と同じく、小物の描き方がとてもかわいくて魅力的なので、ちまちま描いて配置することを想像して、楽しくなり、現実に打ちのめされます。。。
描きたいけど描けないものが多いなと、本を読みながら感じることが多いので、その気づきのままヒントを吸収できるのが楽しいです。
ちまっとした動物などのキャラクターを描けるようになりたいのですが、
印象的なシルエットや特徴にするのが難しくて、参考になる本をひっそり探しています。
いい出会いがあることを願いながら、(古)本屋さんをぐるぐる巡ります。