UPDATE:2023.8.31
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Z世代の就活実態を調べてみた
こんにちは^^今就活をしている大学生の多くが「Z世代(1996年~2010年生まれの世代)」と呼ばれています。
ちなみにわたしは1995年生まれなのでギリギリY世代です笑
そんなわたしでも年下のお友達と遊ぶと「価値観が違う!!」「情報収集能力、高っ!!」など
Z世代との価値観の違いに驚くことがあります。
↓具体的には「タイパ(タイムパフォーマンス)を重視するZ世代」について
以前ブログで書いたのでよかったら見てみてください◎
恐るべし・・・!【タイパ】を重視するZ世代の実態
Z世代は働き方や就活においても他の世代とは異なる価値観を持っていると言われています。
わたしは ある企業様の新卒採用サイトのお手伝いをさせていただいていますが
ターゲットであるZ世代の価値観を改めて知っておくことが大切だと思うので、Z世代の就活実態について調べてみました!
特徴①:採用サイトは大多数がチェックする
最近は採用を目的としたSNSアカウントやYouTube、OB訪問アプリなど情報源がたくさんある中でも、「実際に会社の採用サイトを見てみるのが一番就活において役に立った」という調査結果が出ています。
また、「採用サイトの力の入れ具合で新卒採用に力を入れているかがわかるので、クオリティが高ければ高いほど志望度が上がる」という回答も。
「採用サイトは制作コストがかかるため、SNSや就活情報サービス(マイナビ・リクナビなど)に絞って
情報発信するのが良いのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
Z世代の多くが就職希望先の採用サイトを隈なくチェックしており、
応募意欲にも影響する重要な採用ツールとなっています。
2023年卒 採用ホームページに関する調査 (株式会社ディスコ )
特徴②:保守的なキャリア志向
時々ニュースでも見ますが、Z世代は他の世代に比べて圧倒的に「出世欲」が低いそう・・。・世の中で柔軟な働き方が浸透してきたこと
・自分が価値を感じることに対して時間とお金をかけたいというモチベーションが高いこと(タイパを重視しているのもこの理由)
・直近の物価上昇や増税など金銭的な事情も含め、不確実性の高い時代に生まれ育っていること
などが影響して、見えない遠い将来のための成長・チャレンジよりも
「安定」を第一に優先し、直近の未来のためにキャリアを考える傾向があるそうです。
仕事の位置付けについても、X世代・Y世代では「仕事を通して自分の人生を充実させる」と考えているのに対して
Z世代では「私生活を安定させるための仕事」と捉えている。
なので、採用サイトやパンフレットなどの採用ツールでは「働き方」の部分を明確に記載し、
”ここに入社するとどういった社会人生活を送れるのか”をイメージできるような伝え方が重要かもしれません。
Z世代の仕事に関する意識調査(株式会社SHIBUYA109エンタテイメント)
特徴③:早さ・気軽さ・つながり がポイント
“LINEオープンチャット”を使ったことはありますか??学生が就活の情報収集で利用しているSNS / デジタルプラットフォームで利用しているもの
友だち以外のユーザーとも気軽に交流できる機能のこと。
例えば・・以下のようなやり取りを就活生同士で行っているみたいです。
就活の悩みを相談しあって生まれるつながり。
タイパ(タイムパフォーマンス)を意識し、リアルタイムに素早く情報をキャッチして
色々な意見の尊重を大切にしているZ世代ならではの情報収集法ですね。
Z世代就活生 まるわかり調査2022(電通)
自分が就活生だったころは、「就活生同士のつながり」は薄く(どちらかというとみんな敵対心をもっていたような・・)
就活は一人で戦うもの!という印象でしたが、今の時代の学生さんたちは
色々なツールを上手に使いこなし、仲間と鼓舞し合って就活をする姿勢が素敵だなあと調べていて感じました。
Z世代の価値観はとても興味深いので、また定期的にブログで書いていきます^^
ではまた!
「●●企業の説明会がx日にあるそうです!」(情報共有)
「■■さん、今日の面接頑張ってください!」(応援・つながり)