UPDATE:2024.1.9
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【クリエイターの心得】新人時代を忘れずに。
広告代理店で働いていたころ、「細部に神宿る。細かいところこそ手を抜くな」
と先輩から教わりました。
たとえば、
角をぴったり合わせること。
行間を読みやすく整えること。
長音符(伸ばし棒)の長さを場面ごと調整すること。
中途半端な数値の色を作らないこと。
紙面にメリハリをつけること。
要素の塊を意識すること。
読みやすい文字を使うこと。
印刷屋さんが扱いやすいデータを作ること。
などなどなどなどなどなど!
思い出したらキリがないほど
細かい注意をたくさんたーっくさん受けました。
正直「こんな細かいところ誰が気付くの?」
と呆れるものも多かったです笑。
今はもう「古い知識だな」と思うものも多々あります。
しかし、そういう古臭く細かすぎる気遣いが仕上がりを左右すると、
ウン十年とデザインのお仕事をして痛感しました。
デザイナーに限らず、
何かを創るお仕事には、才能が重要かもしれません。
しかし、才能よりもまず、他人を想う気遣いこそ大切だと
多くの先輩から教えてもらいました。
今年も新人時代を忘れずに、
先輩たちの教えを胸に、
お仕事に取り組んでまいります。